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12球団平成以降ベストメンバー(阪神タイガース)

平成ベストメンバー2回目の球団は「阪神タイガース
早速選考結果を発表していきます。

野手

成績はキャリアハイ年度(主観)

選定されたメンバーの中心は、2003年/2005年の優勝メンバー、2010年のV逸(通称 Vやねん)のメンバーとなっている。
打撃陣の成績を見ると、球界でも屈指の打者地獄の甲子園をホームしているだけあって、だけ貴人の本塁打数はやはり少ない。
30本塁打越えは、金本/ブラゼル/アリアスの3人だけだが、3割越えは7人と総合的な打撃能力は他球団に引けを取らない。
特に当時の日本記録である214本のヒットを放ったマートン、甲子園ホームでありながら40本塁打を記録した金本、シーズン歴代3位の打点を記録した今岡など、個々の選手の成績は抜群である。
控えの選手層はレギュラー陣に比べると層の薄さが否めない。
一発の脅威こそ他球団に比べると見劣りするが、走攻守スキのないメンバーといるだろう。

投手

成績はキャリアハイ年度(主観)

先発陣と中継陣の差が激しいという結果になった。
先発陣では2003年い沢村賞を受賞した井川がエース。
それに加え、2010年代の先発ローテを支えたメッセンジャー/能見が中心となる。
ただ、それ以降の投手となると、格落ち感が否めない。
藪/下柳/川尻はともに2けた勝利を経験しているが、長期にわたってチームのエースとしてチームを勝たせてきたかと言われると、インパクトに欠けるメンバーとなった。
一方で中継陣は球界でもトップクラスのメンバーとなった。
JFKの3人に加え、セーブ王経験者の呉/スアレス、左の中継ぎエース岩崎、と左右ともに穴がないメンバー。
2003年/2005年の優勝がいかに傑出した中継陣によって支えられていたかがわかる結果となった。

総評

甲子園をホームにしていることから、1発頼みではなく、つなぎの打線と協力な中継陣で勝利をつかみ取る全盛期の阪神を体現するかのような選出となった。
投打ともに2003年/2005年の優勝メンバー、2010年のV逸(通称 Vやねん)のメンバーが中心となっているが、逆に言えばその年以外のメンバーの選出が少なかったのが残念だった。
2003年/2005年の優勝メンバーがほぼ被っているため、選出にあたってのレパートリーの少なさには苦労した。
このことは、足元での圧倒的なエースや打線を引っ張る4番といった選手の不在という形で、現在の阪神タイガースの弱点として表れてるだろう。
幸い野手陣では青柳や伊藤、野手陣では大山や佐藤など将来が楽しみなメンバーがチームの中心を担ってきているので、今後の活躍次第では大きく選手層を増していくことが楽しみである。
(ポテンシャル抜群の藤浪については、きっと復活してくれると信じています。)
今後このメンバー入りが期待される選手として、
投手:青柳/伊藤/湯浅/森木
野手:大山/佐藤
あたりをあげたい。

2回目の投稿となりましたが、今後も週1程度で交信できればと思います。
次回は、ヤクルトスワローズを予定しています。

ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

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