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市場最安値のモニターヘッドホン!?? MackieのMC-100を使ってみた!

アノニマスDTM編集部でございます。

と、かっこよく言ってみたM-Yです。

今回はMackieのMC-100を使用した感想・レビューを書いていきたいと思います。

MC-100は元々セット品に含まれるヘッドホンでしたが、ユーザーからの要望かメーカーの販売戦略なのかは知りませんが単体での販売を2月25日より開始しました。

セット品が出てるのは真新しいことでありませんが、内容の一部を後出しで販売するのは個人的に珍しいなーと思う次第です。

驚くべきは3600円(税抜)というコスパ。(※最新の市場価格と異なる場合があります)

ファーストインプレッションは絶大ですね。

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パッケージはこんな感じです。

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開封してみると、中身は本体の他マニュアル、保証書などなど。

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ハウジングにはMackieのロゴ。プラグは埋め込みなのでリケーブルは出来ません。

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プラグと変換アダプタはいずれも金メッキ仕様。

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ハウジングもスライダーもSONYのCD900STを匂わせるデザインですね。パッドはMC-100の方が厚めかな。

筐体は価格の割に頑丈そうです。耐久性はMackieの強みですから、ちょっとやそっとのことでは故障しないでしょう。

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早速インターフェースに挿して試聴してみたいと思います。

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音圧と低音の主張が激しく、高音の抜けが悪いです。ポップスやロックを聴くには全体がもっさりしすぎてお世辞にもクリアとは言えないですね。逆にダンスミュージックやハウスなど、四つ打ち系の楽曲はベースの聴き心地が良くキックもかなり前に出てる印象を受けました。

レンジは幾分広いですが、鳴りの距離が遠く前後差の判別が難しく感じます。定番のCD900STにデザインが似てるかと思えば、サウンドキャラクターは対照的。

着け心地は悪くないです。パッドの当たり心地も良く、耳へのフィット感もきちんとあります。この点はCD900STより勝ってるかなーと思いました。

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スペック表を見てみるとサポート帯域は15Hz〜22kHz、ドライバーユニットはダイナミック型。エントリーモデルではありがちなスペックですが、重量は233gとなかなか軽量です、装着時の重量感はありませんでした。

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低価格帯のモニターヘッドホンではこちらのK240STUDIO-Y3も有名ですが、高域は25kHzまでサポートしており保証も3年という太っ腹な内容になってます。

最大入力は200mWと他のモニターヘッドホンに比べると低めな数値ですが、普通にリスニングやモニターする分には全く問題ないです。

何故か出力レベルがやたら小さいのでインターフェースやミキサーをかまして音量調整するのがベターですね。音質はスッキリしており、高音の抜けはそこそこ良い。ただ低音がもう少し欲しい〜と思います。

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TH-02はちゃっかりMC-100並のコスパですが、ドライバーユニットはダイナミック型の割に低音はそこまで強調されずややフラット気味...? 値段相応感は否めませんが、とりあえず聞ければいいやって人には良いかな。

MC-100の場合はこれらに比べても低音が強く出てくるので、サブベースや太いキックが要となる楽曲のミックス用途には向いてると思います。

ジャンルで言うとヒップホップ、EDMをメインに作曲・ミックスされるDTMerにはオススメです。

個人的には映画鑑賞にも向いてるなーと思いました。

Audiostockもよろしくどうぞ。

以上!

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