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「ファイレクシア:完全なる統一」プレリリースに参加してきた。 2023.02.03

注:本来ならMTG公式カードギャラリーやMTGwikiにリンク付けをするのですが、まだリリース間もないタイミングのためページが存在せず、一時的に晴れる屋のサイトに紐づけています。後日修正いたしますので、ご理解いただけると幸いです。

はじめに

 2月3日は節分…でもありますが、待ちに待った「ファイレクシア:完全なる統一」のプレリリースイベント日。
 日本だけリリースもこのタイミングらしく、なんだか不思議な日に。MTGアリーナではやっとアーリーアクセスが開始し、まだどのカードが強いかもわからないためか、シングルカードはどれも高いような、安いようなな絶妙な値段でした。

 そんな中、リニューアルオープンした東京MTGにて、プレリリースイベントに参加してきました。自分自身にとってはじめての東京MTG大会参加です。
 というのも、今回はリニューアルオープン記念もあってか「ドラゴンシールド」という海外製スリーブを配布してもらえるというものだったのです。ハッシュタグツイートをすればさらにもう1つ。自分はドラゴンシールドを使用したことはなく、1つ2千円近くするものが2つももらえるならと思い、スリーブ目当てでこのお店に参加しました。

デッキ

「白緑」

クリーチャー 16枚
その他呪文  8枚
土地     16枚

 しっかりプレリリースのデッキガイドに記された枚数構成。
 …いや、強すぎるだろ。

 神話レアは「栄光のドミヌス、モンドラク」とFoilの「機械の母、エリシュ・ノーン」。レアは「進化したスパイノダーム」と「世界の導管」と「緑の太陽の黄昏」。

 基本はこれだけでなんとかなるのだが、サイドボードとしてはクリーチャーを1枚減らして「人喰い梢」を入れるなどして、アーティファクトやエンチャント対策も入れた。(1戦目は特に。)

 引いたレアはこんな感じだった。土地が多かったものの、レアの色がまとまっていたことで救われた。

大会

「ファイレクシア:完全なる統一」プレリリース

使用:白緑
白黒 ○×○先
青緑黒 ○-後
白黒緑 ○○先

①白黒

 先手スタート。
 ダニといった毒性で殴りつつ、増殖で毒カウンターを増やして戦うデッキ。
 1戦目はエリシュ・ノーンを出せたので、油カウンターやトークンを倍にしながら戦えた。マナクリによる墓地追放も刺さった。2戦目はスクレルヴの巣同化のヴェールがうまいこと噛み合われてしまった。またスクレルヴの巣によって絆魂を持たれてしまったため耐久され、毒カウンターによって負けた。3戦目はこちらが手札がよく、またお相手がクリーチャーを引けなかったため勝てた。
 令和の苦花ことスクレルヴの巣は必ず除去しましょう。毎ターンライフ1減るからって舐めていると回復しはじめます。

②青緑黒

 後手スタート。
 除去やカウンターなどをして、クロックパーミッションのような立ち回りをするデッキ。ほどほどに堕落も達成できるデッキで強かった。
 1戦目が一番長く、勝敗を決めた。世界の導管をお互いに出すことで長期戦となってしまったが、相手が痺れをきらして有毒の突撃という全体+2/2修正のバットリを用いて殴ってきたものの、自分がかろうじて生き残ったクリーチャーに、適応体の胞子歌いを墓地から唱えて、戦場に出たとき+2/2修正と警戒を与える効果を用いて意表をついたとどめを刺せた。
 2戦目も1戦目同様に長期戦となりかけたが、時間によって引き分けを選択し、勝ち越し。
 世界の導管があるときは墓地をしっかり確認すること、タッパーは強いことを感じました。

③白黒緑

 先手スタート。
 タイヴァーグリッサが入ったデッキで、小型クリーチャーを展開しつつ、墓地から回収しつつなリソース尽きないデッキ。
 1戦目が1Tタッパー、2T先制、3Tマナクリ、4T白ドミヌス、5Tエリシュノーンという犯罪ムーブをかまして勝利。
 2戦目はお相手もしっかり3Tにタイヴァーを出すといった良い動きだったのですが、スパイノダームのトランプルによって対処することができ、あとはクリーチャーを展開して勝てました。
 墓地回収が豊かだったので、墓地対策にもなるマナクリはとても良いカードだったと思います。タイヴァーはリミテッドだとアンタップくらいしかすることなくて、もしかして少し弱め?

賞品

・お守り(ジェイス・御守り)
・30周年プロモーションカード
・ドラゴンシールド2つ
・「ファイレクシア:完全なる統一」セットブースター4つ(参加賞1,勝ち3)

頂いたセットブースター4パックの中身はこちら。

 しっかり神話レア2枚いただきました!「裏切りの棘、ヴラスカ」や「ファイレクシアの抹消者」はとても強いなあとプレビューをみていて感じていたカードだったので嬉しい!

感想

デッキ

 デッキはもう完璧といっても過言ではないような良さでした。

 「機械の母、エリシュ・ノーン」がETBに絡むだけだったので弱いかなと思ったのですがそんなことはなく、油カウンターやトークンを出すことを防いでくれました。またタフネス7がとても偉かったです。

 また「硬化した屑鉄喰らい」がとてもよかったです。なんだかんだ墓地に干渉するカードが多かったため、しっかり対応出来る点が良かったです。また、自分にはエリシュ・ノーンやスパイノダームといった特定色2つを必要としたクリーチャーが多かったため、マナクリの存在が大きかったです。

 「栄光のドミヌス、モンドラク」は、実は自分のデッキではあまり強くなく、トークン生成も2枚くらいしか存在しないので上手く活かしきれないカードでした。とはいえ破壊不能になれるという可能性が存在することもあり、ヘイトが向きやすいクリーチャーだったということが良かったです。

 「進化したスパイノダーム」は強いには強いのですが、結局はいつか生贄に捧げなくてはいけない時が来るので、増殖も活かしながら使いたいカードでした。とはいえ5/5呪禁→トランプルという能力は破格でした。

 1マナのタッパー「腱の舞踏者」も強かったです。堕落が達成していれば1マナでタップさせることもでき、チャンプブロック用員にもなるところが良かったです。

 1マナ瞬足エンチャント「盲信者の確信」も良かったです。堕落次第では+2/1修正&先制が付与されるので、一気に強くなれます。

バジリスクタイム

 1/3接死のクリーチャー「胆液吐きのバジリスク」も受け身に使え、エリシュ・ノーンが出るまでの戦線維持にとても役立ってくれました。

 生贄に捧げる爆弾はバットリにもなるので強かったです。生贄に捧げる土地はあまり使うタイミングはなく、負け確定の時のダメ元使用くらいでした。

大会

 初めての東京MTG大会だったのですが、やはり見知らぬ人ばかりで緊張した、というのが率直な感想でした。なのでいかに「いつも通りに、リラックスして対戦できるか」ということが大きな点だったかなと思います。自分は誰かと話すのが一番楽にできるので、ちゃんと試合前の挨拶といったことでリラックスできるように意識しました。そうすると、意外とスリーブ目当てで参加したような自分のような参加者が多く、よりリラックスできる環境にもなりました。
 加えて、しっかり手札枚数や墓地のカードを確認するというコミュニケーションも大切でした。それをしたからこそ、どのようなカードがデッキに入っているかを考えて行動できたからです。
 そのためにも、しっかりカードリストの、せめてインスタントタイミングのカードには何があるのかを把握して対戦に臨む必要があったと思います。自分はしっかりそこを把握していた(つもり)だったので、打消し呪文が2マナ要求でいいことなどを把握して立ち回ることができました。

大会を通して

 今回は初めてのプレリリースでの3勝をとることができました。ボムレアを引き当ててしまったことや引きが良かったこともそうですが、なんだかんだ毎月マジックリーグでリミテッドを遊んでいること、カードリストをしっかり把握していったことが功を奏したかなと思います。
 また「ファイレクシア:完全なる統一」のリミテッドに参加する予定があるので、そちらでも頑張りたいです。

 あと、プレリリースキットに入っているプロモカードを忘れないように!デッキ構築終了5分前に思い出して、慌てて入れたので…。(笑)

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