今回は前回の自己紹介の続きになりますが、

1.私の性格
2.HSPについて
3.HSPを知った方へ向けて

書かせていただきます。
最後まで読んでくださると嬉しいです。


1.私の性格

私は北海道の田舎で生まれ、
両親に愛されながらすくすく育ちました。
幼少期、学生時代共に周りからも
「落ち着いてるね」「大人しいね」
と言われる性格でしたが、
自分としては心の中でたくさんの感情が
ありました。

「怒らないよね」
と言われる事も多いですが、
実は怒っている事、たくさんあります。笑
感情を上手く表現する事が苦手なのだ
と自覚していました。

大人になり、最近話題の
「HSP」という気質を聞いて、
「それだっ！」と思いました。

心の中には色んな感情があるのですが、
それを言葉にして良いものなのか、
言うと相手が傷つくのでは？
などと考えを巡らせてしまい、
結局言わなかったり、
言うタイミングを逃してしまったり…

黙ったままの私を周りの人は
「大人しい、落ち着いている」
と見えているのだな、と気づきました。

周りの人からの何気ない言葉かけを
深く読み取りすぎてしまい、
「今のどういう意味？どういう気持ちで言ったの？」
と頭の中での処理が追いつかなくなったり、勝手に傷ついたり…
そんな自分が嫌でした。


2.HSPについて

「HSP？何それ？」
と思っている方に向けて少し説明させていただくと、
HSPとは、
ハイリー・センシティブ・パーソンの略称で、「感受性が強く、敏感な気質を持った人」を意味します。

簡単に言うと「繊細な人」なのです。
病気や障がいではなく、
こういう性格の特徴があるという事です。

なので病院に行ったり、
薬で治したりという事はありません。
全人口の5人に1人はこの気質を持っていると言われています。

よく言われている特徴としては

・考え方が複雑で深く処理をする
・過剰に刺激を受けやすい、敏感で疲れやすい
・全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
・ささいな刺激を察知する、あらゆる感覚が鋭い

などが挙げられます。

ちなみに私はこの項目全て当てはまっているので、
間違いなくHSPなのだと
自信を持って言えます！笑

私は家族にも自分の特性を
伝えているのですが、
何度伝えても、中々伝わりづらい面も
ありました。
「それって障害なの？」
「気質？特性？個性？」
と何度も聞かれ、
イメージが付きにくいのかな？
と思ったので、
「とりあえず特性抜きで考えると、RHマイナスの血液型の人、
みたいな感じかな？」
と伝えています。

生まれつきの特性であり、
自分で直す事は出来なくて、
でも周りにわかっていてもらえるとありがたいと言うような意味を込めて。

私は昔からどうして思った事を
口に出せないんだろう？とか、
考え過ぎてしまう性格が嫌でしたが、
HSPの特徴を知って、
「私だけじゃないんだ！」
「だからこんなに生きづらかったんだ」
と納得できました。

そして、ある程度は
「HSPなんだから、仕方ないか」
といい意味で諦められるようになりました。

直す、直さないの問題じゃない。
誰にでも、得意、不得意があるんだから、
みんなと同じである必要はないんだと、
自分自身を認める事も
できるようになりました。


3.HSPを知った方へ向けて

今記事を読み、
自分も同じと共感していただける方も
いると思いますし、
自分は違うと思う方もいるでしょう。

自分は違うと思った方、
もし、周りの方がHSPだとしたら、
どんな接し方をしますか？

優しい言葉をかけてあげる？
面倒だから関わらない？

その気持ち、態度、HSPさんには筒抜けです。笑

あー、優しくしなきゃって気使われてるな。
あー、今面倒くさいって思ったな。

相手の気持ちへの共感力が高いため、
エスパーのように気持ちを読み取ります。笑

HSPさんは、
相手の気持ちを考え過ぎてしまい、
自分がHSPだと中々打ち明けられないと思います。

言ったら迷惑をかけるんじゃないか？
気を使われたくない…
という気持ちがあるからです。

本当は繊細だから傷つくような言葉は言って欲しくない…
でも、言えない…
周りに合わせて誤魔化すしかないか…

とたくさん我慢しています。

もし、HSPなんだと打ち明けてくれる人がいたなら、
それはとても勇気のいる事です。
どうか否定せず、
「そうなんだ」と受け入れてください。

そして、いつもより少しだけ、
思いやりを持って接してください。

HSPさんは1人で黙々と行う作業や、
1対1での場、
じっくりしっかり考える事は大の得意です！

人は誰でも、
得意な事を活かしながら生活できると
とても幸せだと思います！

私自身もこうやって気持ちを
ゆっくり整理しながら記事を書いていると、とても落ち着きます。

HSPの方だけじゃなく、
みんなが生きやすい世の中になってくれる事を心から願います。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


みょん