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リモートで私の声聞きやすい?笑顔になれる声の出し方・実践編


昨日の準備編はいかがでしたか?
難しく感じた方でも大丈夫です。

自分にも言い聞かせながら、めんどくさがりの私もチャレンジしてきたのは、21日続けると習慣になると言われているから。
それと、なんといっても、声をちゃんと出したかったからです。

私は歌うに特化したボイトレレッスンを受けていたのですが、1時間のうちの45分は発声、残り15分は、その発声法で歌う、というものでしたので、「今までと全然違う出し方だ〜。」と毎回発見がありました。

とにかく変わるのが嬉しくて、片道45分のバイクでの移動の時に、フルフェイスヘルメットの中で発声しながら移動していたものです。

前置きが長くなりましたね。では、実践編です。

まずは声の出るしくみを超カンタンに知っておこう

突然ですが、両手をグーにして、手の甲を顔側に向けて、人差し指を立ててまっすぐにしてみてください。

人差し指が左右の声帯とイメージしてください。

「あ・あ・あ・」と声を出すのと一緒に、人差し指どうしをくっつけてみてください。

離している人差し指との間は、空気の通り道です。

はい、これが超カンタンな声の出るしくみの説明でした。


声帯は長細いんです

ざっとしくみがわかったところで、声帯は例えの人指のように長さがあります。

声を出すときに左右が閉じて、当たる位置、縦の位置が違うことによって、声に違いが出るのです。

私はボイトレレッスンで先生からこの説明を初めて聞いたとき
「え??当たる位置??なんですかそれ?」って疑問が生まれましたよ〜。


じゃあどう出すの? 私の常識が崩れたパート1

ここから空気音しか出なくなった、しかも、声帯ポリープの前の段階の結節が2つできていた、私の声よ帰ってこ〜いのトレーニングが始まりました。

ズバリ、声帯の上の方で当てる。です。

ここで私はまた、はい???って感じでした。
きっと皆様もだと思います。

でもイメージ力は強い私、半信半疑でやってみたら、レッスン初日の空気音だったのに、声が出たんです。
一気に、その理論を信じることになったのです。

顔と首の境目のあたりが声帯の上の方です。


さらに? 私の常識が崩れたパート2

喉は広げない。です。

なんとびっくり、大きな声を出すには広げないと出ないじゃないか〜と思う私。

でも、思い出してください。そういえば、マイクに通る声を出すことが目的でしたね。

しかも、広げて声を出してみると、声帯の下の方に当たってしまいます。

やってみてください。なんとなく違いがわかりますか?

文だけで伝えるのは難しいんですけど(近日中に動画作成予定です)、声帯の上の方で当てるには、昨日の復習になりますが、複式呼吸、姿勢、口角上げのかるいスマイルがセットになっていると、できるようになってきます。

これがマイクに通る声?

なんだか今までの自分の声と違うな〜と感じる方がほとんどだと思います。

ぺちゃんこっぽい、とか、不自然とか、高い声になってる、自分の声が大きく聞こえるとか、とにかく違和感があるかもしれません。

それでいいんです! その声が、マイクに通る声です。

電話にも使えます。

声の当たる位置と、マイクの位置の距離感を考えてみましょう。
あきらかに、声帯の上であてるほうが近いですよね。

なので、軽く出しても通りやすくなる、ということです。


疲れない声は疲れる?

スタートとして2日間、複式呼吸からスタートして、それ自体が疲れるんだよ〜という方も多いかと思います。

でもでも、実は、カラダにもよろしいんですよ〜。

チャレンジを楽しんでみてください。

疑いから入った私が、今は、この出し方以外の出し方ができなくなるぐらいになっています。


風邪などで枯れちゃっても

もし、ガサガサ声、ボーカリストさんはよくきく、結節、ポリープになってしまったんですということでも、大丈夫です。

そういう声は、声帯の下の方にできるそうです。

ピタっと声帯がくっつくことによってクリアな声が出るのですが、ガサガサとか荒れがあると、デコボコができているので、当たっていたとしてもスキマができてしまいます。

そこから空気がもれてしまって、芯のある声が出なくなってしまっています。

その分、いつもよりも体力も使ってしまいます。

歌に関して言えば、ロングトーンなどはいつもよりも出しづらいですが、
会話は、声帯の上の方で複式を使えば、体力切れのような疲れはないくらいの声は出るようになりますよ。

私の場合は手術を考えていた結節2つまできれいになくなってしまいました。


あきらめなくてもダイジョウブ。

対面が難しい、コロナをきっかけに、機械を通しての会話が増えましたね。

この出し方は、これから長く活きていくと思いますので、チャレンジを楽しみながらすごしてみてくださいね。

この出し方やってみてますよ〜と、ミーティングやセミナーなどでみなさまとお会いできることも楽しみにしています。

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●個人レッスンも行っております。

















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