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リモートで私の声聞こえやすい? 笑顔になれる声の作り方・準備編


リモートワークやオンラインセッションなどで相手の声が聞こえにくかったりすることはありませんか?

電波の状態などは別にして、声自体を聞きやすく出す方法の準備編をご紹介いたします。

なぜ声のことを気にするようになったのか?

音楽家の私が、声のことを気にするようになったのは、もちろん、歌うようになったから。

バンドでキーボードを弾きながらコーラスをやったり、メインで歌ったり、でも以前は、1日声がもたない、すぐ枯れる、歌うの好きなのに、とても悔しい思いをしながらやっていました。

ついに、しゃべり声もかすれて空気音のみに。
そこに、救世主が現れました。
空気音のまま、とあるボイトレの先生のところへ行きました。

「大丈夫。その声と歌う声の使うところが違うから。」
「マイクを使って歌うよね?それなら、マイクに通る声
作ればいいんだよ。」

と言われて、え〜??

説明を聞きながら、そんな意識したことないし、最初、何言ってるかわからな〜いけど、やってみようと。

なんと!空気音じゃなく、声が出ました。
力ずくではなく、目からウロコの、まさに、自分が常識だと思いこんでいたことがガラガラっと崩れ落ちました。

音楽だけではない活かし方ができる

それから研究と実践を経て、音楽だけではない活かし方ができるのと、
最近は、オンラインセミナー、オンライン飲み会、リモートワークでミーティングとか、パソコンなどのインカメラ、インマイクなどに向かって会話をすることが増えた時期だと思うので、誰でもできる方法をステップ方式で公開していくことにしました。


まずは声を出す前の準備をやってみよう

おまたせいたしました。声をだす前に大切なことを今日はやってみましょう。

複式呼吸できてますか?
腹式呼吸とは、吸ったときに胸だけではなく、お腹も膨らむということです。
深く呼吸することができることによって、支えができ、
安定感が出るようになります。

吸う前にまず、吐ききりましょう。
次に、背筋を伸ばして鼻からゆっくりと吸っていきます。

ポイントは、肩を上げないことです。
肩があがると、首がつまってしまって、少ししか吸えません。

顔の位置はフラットに。
お腹が膨らむのを意識しやすくなりますし、オンラインで見ている人からも
姿の揺れがなくて見やすくなるためでもありますので慣らしていきましょう。

お腹が膨らんだら、プラスポイントは、背中にも空気を入れるイメージも。

これをやると、姿勢が良いままでいられるはず〜。

吸えましたか? さて、吐きましょう。
鼻からでも口からでも、ゆっくりと、お腹がへこんでいくのを意識して〜。

はい!背筋のびてますか??丸まらないで〜。
のびたまま ふ〜〜〜〜〜、ス〜〜〜〜〜〜っと。

3回ぐらいやってみてくださいね。


顔の表情で声が変わるよ
①のポイントをふまえての腹式呼吸をくりかえしてみたあなたの顔はどうなっていますか?

きっと、いつもよりも、目が開いてる感じ、とか、気持ちが堂々とできてるかも、とか、疲れるけど気持ちいい、とか、やる前とは違う、
スマイル度が上がっていると思います。

声を出すのは声帯というところ。
このしくみは後日説明いたしますが、声帯は筋肉だそうです。

そうです、『筋肉は裏切らない』、の筋肉。

私達は、いろんな筋肉を使って動いています。

顔も!!

それらは連動します。そして、脳にも影響します。

脳は動きで感情を判断するそうです。

ならば、スマイル度アップさせていきましょう。

声に一番ちかい顔の筋肉の箇所はどこでしょうか?

今日はそこを使うところまでをやりましょう。

口角上げて〜 + 目線を斜め上に〜

そうすることによって目が大きくなり、優しい顔の表情になれます。

その表情の動きで、脳は、「なんか楽しそうだな」と勘違い(笑)し、
明るい声を出すように働きかけていきます。

そして、実際に、楽しい気持ちになれるのです

はい、いかがですか?
リモートでつながり始めるときとか、対面とは違う緊張をしますよね。
対面よりも顔が近く感じますしね。

今日は始める前の楽しくなる準備の仕方をご紹介しました。

次回は声出し実践編です。

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