顔ファンについて

「なんかnoteに書いてほしいことあったらください」とお題箱を設置して頂いたものから文章を書きます。なにかあったら投稿ください

↓頂いたもの


顔ファンについてどう思いますか?


この質問を頂いたのが5日ぐらい前で「これは答え甲斐があるぞ~」と思って腕をぶんぶん振り回して自分の考えをまとめようと思っていたんですが、全然まとまらなかったのでもう思うままに文章を書いていきます。

まず顔ファンの定義について少し調べたんですが、別に「ここからここまでが顔ファン」みたいな事ははっきり決まっていないように感じました。「バンドやアーティスト」みたいな文言が目立ったのでそっちでは割と決まっているのかもしれませんが。音楽業界での話はわからないのでお笑いのみで考えて、一応「顔だけが好きなファンの事」という風に位置づけます。

位置づけてみたんですけど、お笑いにおいては「純然たる顔ファン」というのは存在するんですかね?顔だけが好きだったら舞台上で何をしていても好きという事になりますが、だったらめちゃくちゃつまんなくても好きなのか、という話にもなってきます。

めちゃくちゃカッコいいけどマジで面白くないネタをしている人には顔ファンすらつかないんじゃないのかなーと思っています。お笑いなのであくまで出発点は「面白いかどうか」なので

たまに知らないカッコいい人とライブが一緒になって「うわ!かっこいい!好きな顔!」と思ってネタを見たらめちゃくちゃつまんなくてガッカリした事もあります。お笑いにおける一番「カッコいい」は「面白い」なので、その部分ではカッコよくないな~と勝手に思ってしまうんですよね。そう考えるとカッコいい人はちょっとハンデを背負ってると言えなくもない気がします。

もうお笑いにおける「顔ファン」という言葉はボケか自虐か嫉妬でしか使われてないように感じます。(そもそも顔ファンという言葉自体そういう使われ方をしている所しか見たことない)


というか、もうアレなんですよね。こんな事書くと全部ひっくり返ってしまうかもしれないけど、ネタが好きでトークが好きでその人のお笑いが好きなら、そりゃ自然に顔も好きになるだろ!!!!!!!!!っていう気もするんですよね。

最初は「カッコいい」から入ってもお笑いにおいて「好き」を持続するにはやっぱり「面白さ」しかない気がするんですよ。面白いから好きになってその面白い事をしている人間には絶対に顔があるからその顔も好きになるし。

顔と言うのが人間の見た目で重要な要素を占めている時点で仕方ない事なんですよね。

「あの人のネタめちゃくちゃ好きだけど顔は嫌い!吐き気がする」みたいな人って果たしているのか、いたらそれはそれで興味深いけど


あーよくわからない感じになりました。すみません。僕はシャララの顔が好きなのでよく「俺はシャララの顔ファン」と本人にも言ってるんですけど、一番好きなのは彼らのネタなんですよね。「好きなネタをしているな~」と思ってよく顔を見てみたら「顔も好き」となっただけなので、「顔ファンが多い」と言われている人たちもそんな感じなのではないでしょうか。初見の時はその顔が好きかどうか判断する余裕が無いというか「面白いかどうか」という事しか考えなくて、それでネタを好きになって顔も好きになるという順番な気がします。

だから「顔ファン」であっても一番好きなのはネタだと思うので別に他のファンと何が違うのかという感じです。一緒ですみんな一緒。もう好きになった時点でみんな一緒。先に沼に沈んで待ってますんで後から入って来てください。一緒に沈みましょう



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