「アドアストラ」

源田の毎日映画 49日目。

んーー、微妙。私自身宇宙恐怖症なので、宇宙空間を見るだけでだいぶゾワゾワして結構しんどい映画だった。
ストーリーはよく分からない部分が多かった。父の秘密を追って宇宙へ飛び立つ男。父の罪を知り、執念で父の元に行き、サージを止める。まず、10年以上経ったらいくら息子とはいえ声だけでは息子だとわからないのではないか。あとラスト、オープニングと似たようなブラピの独り言で、シンメトリーで締めていたが、勝手にロケット乗り込んだし、なんなら乗組員殺してるし、かなりの罪人ではないのか。サージを止めたからオールオッケーというのはいかがなものか。父の所業が黙認されて英雄扱いしてもらったのはあくまでも使命だからと言うものがあったが、ブラピはサージ止めたとはいえ悪人である。
月のあの世界観は良かった。月に人類の文明がしっかりと持ち込まれるとなんだかんだやっぱり争いが起こる。まあにしても要人乗せてるんだからもうちょい武装というか護衛しっかりしてないと不自然なきがする。
父の秘密を打ち明けられて、あからさまに動揺するブラピ。そしてロケットに乗り込む。めちゃくちゃ単調であくびが止まらない映画でいちばんの盛り上がりのシーンだった。
ロケットハイジャックして、海王星?冥王星?かに行く時に、自動操縦モードみたいなのを使っていたが、それがあるならなんで何十年も父さん見つからなかったんだよ。ってなる。息子である必要がますますなくなる。しかも衝撃波の勢いで真っ直ぐ地球に帰って来れるし。
作品全編にわたってブラピの独り言で物語が進んでいくわけだが、まあ面白くない。普通に見てて疲れる。あと顔のアップのカットが多過ぎて飽き飽きする。

見る人が見れば面白いのかもしれない。自分には少々哲学的で難しくてあまり楽しめなかった。

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