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プラント設計職(MEグループ/東日本エンジニアリング株式会社) 社員インタビューVol.2『部下の成長を見届けることに喜びを感じる』

マイスターエンジニアリンググループの東日本エンジニアリング株式会社は、プラント設備の設計・施工管理や定期保全・メンテナンスサービスを提供するトータルエンジニアリング企業です。
そんな東日本エンジニアリングでは、現在新卒採用を行っております。本日は、プラント設計部門で部長を務めるJさんに、プラント設計の業務内容や仕事の魅力についてお伺いしました。

「地元に帰りたい」という気持ちが、転職のきっかけに


―—まずは自己紹介をお願いいたします。
プラント設計部門 部長のJと申します。普段は主に設計業務全般を担当しており、部下が描いた図面のチェックや現場調査を行っております。そのほか、顧客との打ち合わせや社内ミーティング、工程・就業の管理なども日常的な業務に含まれます。また、当社では各部門の部長が集まり、会社の運営に関して協議する「部長会」が定期的に開催されます。設計部門内だけでなく、会社全体のより良い運営について考えるのも私の仕事です。

―—東日本エンジニアリングにご入社されたきっかけについて教えてください。
高専で機械工学を学んだ後、まず機械メーカーに就職しました。神奈川県内にある研究所で3年半ほど勤務しておりましたが、次第に「地元に帰りたい」と考えるように。1社目の会社を退職して千葉に戻り、2002年に東日本エンジニアリングへ入社しました。高専時代にも設計を学んだ経験はあるのですが、本格的な設計の技術は東日本エンジニアリングに入社後、一から教えていただいた形になります。

―—東日本エンジニアリングの社内の雰囲気はどうですか?
黙々と作業をする時もあれば、みんなで和気あいあいと会話を楽しむこともあるので、メリハリのある感じがします。現場で作業をする日は、移動中の車内や休憩時間など、チームのメンバーと一緒に過ごす時間が長くなるので、事務所で仕事をする日よりも会話が増えますね。

プラントを通じ、さまざまな知識を身に付ける


―—Jさんの考える、プラント業界の魅力は何ですか?
我々のお客様は、洗剤や歯磨き粉などの日用品やさまざまな製品に使われる原材料を作る企業です。実は、皆さんがよく知っている企業の製造プラントの設計にも携わっているんですよ。プラントを通じていろいろな業界と関わりながら幅広い知識を身に付けられるのはこの仕事の魅力です。
素材系メーカーさんと一緒に仕事をすると、目で見ただけでは何に使うのかがピンとこないような原材料の用途や使い方を詳しく教えていただける機会もあります。

―—では、設計の仕事についてはどのような点に面白さややりがいを感じますか?
自分が描いた設計図が実際に形になっていくのを見届けられることではないでしょうか。プラントの完工後、お客様から「ぜひ見に来てください」とお声掛けいただく瞬間はやはり嬉しいですね。
完成したプラントを見に行くと、お客様から「この部分についてはこうした方がよかった」といったフィードバックをいただくこともあります。完成したらおしまいではなく、そういった貴重な意見に耳を傾けながら、次にどうするかを考えるのも私たちの大切な仕事です。そのため、部下には完工後のプラントをなるべく見に行くように伝えています。

メンバーの気持ちを尊重しながらチームをまとめる


―—仕事をするうえで心掛けていることはありますか?

一番意識しているのは、部下とのコミュニケーションです。我々の仕事はチームで進めるもので、1人の力では何もできません。部下が後ろ向きな理由で辞めてしまうことは避けたいと考えているので、メンバーの気持ちをなるべく尊重しながら、メンバー全員で協力し合えるような関係性を築けるようにしています。
正直、昔のプラント業界には厳しい人が多かったんです。その時代を経験しているからこそ、この考えに行き着いたのかもしれません。世代交代が進んだ今では、現場の環境がガラっと変わり、良い雰囲気のなかで仕事ができるようになりましたよ。

―—上司が相談しやすい人かどうかを気にする就活生はきっと多いと思います。

それは気になりますよね。私自身が新人だった頃、上司に質問をするタイミングにはかなり気を遣っていましたから。(笑)
今は、部下が仕事でどうするべきかわからずに1人で悩む時間を減らすために、相談にはなるべくその場で乗るようにしていますし、部下たちはみんな私よりも先に帰っています。呼び方についても基本は役職ではなく「さん」付けで呼んでもらうことが多いですね。

―—部下を指導するなかで、一番成長を感じるのはどのような瞬間ですか?

まず、お願いする設計業務の範囲が広くなったタイミングですね。最初の方はタンクとポンプだけで構成される小さな設備の設計だけお願いしていた部下が、60億円規模の大きなプラント新設の設計を担当した時は私も嬉しかったですよ。
また、質問の仕方や内容レベルが変わってきた時や、複数名の部下を持つようになり、その部下の面倒をよく見てくれている姿を目にした時にも成長したんだなと感じますね。
いずれにしても、部下が責任を持って担当業務を頑張っている姿を見るのはとても喜ばしい瞬間です。私にとってはある意味もう一つの仕事のやりがいかもしれません。

ーー部下を育てたいという気持ちが大きいのですね。

どの業界にも言えることですが、10年、20年と同じ仕事を続ける方は徐々に貴重な存在になりつつあります。個人的には、知識を極めた頃に仕事がより面白いと感じられるようになると思うので、その前に辞めてしまうのはもったいないと感じます。だからこそ、仕事の楽しみがより味わえるようになるまで、部下とは長く一緒に働きたいという気持ちがあるんです。

日本の基盤産業を支える仕事


ーーJさんは、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

明るい人と働きたいですね。明るい人が居てくれるだけで社内の雰囲気も明るくなりますし、周りに明るい印象を与える方にはコミュニケーション能力が高い人が多いと思うんです。そういう方はお客さんにも好かれやすいですよね。

ーー東日本エンジニアリングの設計職としての働き方は、どんな方に向いていますか?

コツコツ仕事ができる人に向いていると思います。さまざまな作業やアイデアの積み重ねによって良いものを作っていくのが設計の仕事なので。先ほど、明るい人と働きたいとお話ししましたが、人間関係を築くことやコミュニケーションが得意ではない方も、図面を描く仕事では活躍できることもありますよ。
また、設計職は施工管理職ほど出張は多く発生しないのですが、年に何回か遠方に出張に行くことはありますし、近場の現場への移動は割と多いので、フットワークの軽い方にも向いているのではないでしょうか。

ーー最後に、就活生の方へメッセージをお願いいたします。

当社では、日本の産業の基盤である原材料のプラントを支える社会貢献性の高い仕事をしています。
就職活動を経て、皆さんがそれぞれご自身の適性やスキルを発揮できる仕事を見つけられることを祈っておりますが、もし基盤産業を支えるプラントエンジニアの仕事に興味がある方がいらっしゃれば、ぜひエントリーください。入社後には3ヶ月の研修期間もありますし、文系・理系を問わず、着実に仕事を覚えられる環境を用意してお待ちしています。