見出し画像

唐突な理解その2

昨日NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」を母と一緒に見ながら、ふと腑落ちしたことがあったので書き留めておきます。

私、以前こんなこと書いてたのですが

⑤作品はひとりで楽しむものだと思っている
私、同時視聴とか、ゲーム配信とか、実況・共有文化が、全然わからないんです。アニメにしろ、ゲームにしろ、誰にも邪魔されずに、それに100%没頭して、作品と1対1で向き合ってたい。

特に、「その作品の初見」って、人生で1度きりしかない、唯一無二の体験なわけです。めちゃくちゃ大切な時間です。全身全霊で向き合いたいわけです。画面から一瞬たりとも目をそらしたくない。他のことに1秒たりとも意識向けたくない。

私のB面・ダークサイド(中級編)

あー!

そっか、「アニメ」と「バラエティー番組」が同列なんだね。

えっと、

「バラエティー番組をなんとなーく流し見してる」のと同じ感覚で、アニメも見てるんですね! なるほど!!!! なるほど!!!!!!!

なんとなく目の端にうつしつつ、家族とちゃちゃ入れながら「おもろー!」って言い合うものとして、見てるんですね。はぁ~、なるほどなるほどなるほど。ゲームもそんな感じで。


私は、私にとっては、アニメ作品は……大切なものであればあるほど、ほんとうにもうガチでフルダイブするものなので。他のすべてをシャットアウトして、全身全霊をかけて鑑賞するものなので。(金星冥王星トラインみー!)

「俺とアニメどっちが大事なんだ」とか言われたら
「え、アニメに決まってんじゃん。」って、即答な感じなので。

あなたがいて 私がいて
他の人は消えてしまった

平野綾『God knows…』 作詞:畑亜貴

ってかんじなので。

***

たぶんね、この理解にいたるきっかけになったのは、NHKの番組『せーので編集してみたら』で聞いた津野允さんのこの言葉

テレビって結局、見ながらやいやい、家族であれこれ言うスペースがたぶん必要なんですよね。

NHK「せーの!で編集してみたら」より

これがなんとなく頭に残っていたからだと思う。


なるほどですね~~。

(なるほどではあるが、それで言えば、アニメやドラマは「"家族であれこれいうスペース"を前提としてつくる番組」ではないよね……とか、永遠に思考が止まらないのでこのへんでやめとく。)

(ちなみにこの番組本当におもしろすぎて……!めちゃくちゃfunnyかつものすごくinterestingなんですよ…!! 何回見ても笑いが止まらない。保存版として録画残してある。何回も見たくなる。今も流し始めてみた。)

***

映像の話で言うと、最近見たこちらもすごく面白くて。

で、最後の歌唱シーンを見ながら、「え? これってワンカットPVみたいなもんだよね? 彼女たち4人もすごいけど、それをドキュメンタリー内の一発撮りでやってるカメラマンの技術もやばくない????」と思って

調べましたら

すごい方だった!! すごい!!

最近本当につくづく、テレビ番組ってスタッフ全員のプロフェッショナルなちからでもって作り上げられているとても贅沢なものだなあって思う……

この回も、見てて卒倒しそうなきもちになった……。なんて贅沢なものを享受させて頂いているのだろうかと。ものすごい技術と熱量(長年蓄積されてきたものも含む)によってつくりあげられている……。たった45分の1話の背後に途方もないものがありすぎて……くらくらする……dazzlingです……


だから私、「テレビ番組」がほんとうに大好きなんですよね。私個人に限って言えば、鑑賞時間の比較は「テレビ番組>YOUTUBE」だと思う。

たくさんのプロフェッショナルのひとたちの手によってつくりあげられた、技術の結晶が大好き。廃れないでほしいなって思う。「テレビ番組作り」がこれからもずっとずっと継承されていってほしい。

なので、私も「これみたー!おもしろかったー!」っていうのをポンポン言っていかないといけないなあ! と思いました。

追記

バラエティ番組を何度も何度も見るっていったいなんなんだ…と思うけど、これは「新情報の取得がない」という気楽さのもと、脳をリラックスさせて、でもすごく好ましいものを摂取している心の充実感と安心感がいいってことだな、みたいな。何の話だ。こんなことばっかり考えてる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?