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パートナーとの摩擦を恐れない〜お互いの成長ために〜


あー、また、私やっていた!!


昨日、ある方に話しを聞いてもらっていて、自分の馴染みのあるやり方、無意識に人の世話ばかりしていた自分に気づきました。


たくさんの気づきを得る、本当にありがたい、貴重な時間となりました。



毎年秋は、夫の仕事が繁忙期であり、コロナの影響もすっかりなくなった今年は特に、人手が足りない忙しさでした。



基本的には身内を会社に入れたくない、と言いながら、夫は私にヘルプを出してきていました。


もう、そこで夫の軸がブレているのに、夫の忙しなさ、余裕のなさを見るにつけ、夫の話しを常に優先して聞き、夫の仕事を手伝っていました。


ここでも私は自分の違和感をスルーし、ブレている上に、さらにブレた自分で動き続けていました。



私の昔ながらの癖、


〇〇せねばならない、が発動し、一方的に夫を世話する側にまわっていました。


そして、ネガティブなことが起きました。



ネガティブなことは、眠っている私たちを目覚めさせてくれる大切なお知らせなんだ
、とつくづく思います。


ネガティブなことが起こっているのに、旦那さんから守られていない、ケアされていない、


他の方の口から聞いたとき、ハッとしました。


盲点でした。


小さな頃から、いつのまにか母の話しを最優先に聞き、そして父と母、祖母と母の間を取り持つように動き回り、自分の気持ちには全く無頓着、自分の事はスルーして動き続ける、過去のやり方がまた発動していました。


3つ子の魂百まで


ということわざではないですが、違和感をスルーしたり、自分を蔑ろにする癖が、心を無くしているときに出てしまいます。


繁忙期のピークが過ぎ、抱えていたモヤモヤを人に聞いてもらっていて、自分の話しは夫から聞いてもらっていないし、自分自身はケアされていない、私は満たされていない、にやっと気づきました。


そして、泊まりのゴルフから気分よく帰宅した夫に、今度は私が一方的に爆発し、気持ちをぶちまけはじめました。


それまでは、夫との摩擦を恐れて、自分の気持ちを溜め込んでいたくせに、自分の気持ちがしっかりと分かり、話し合わないとと覚悟を決めたら、急にエネルギーが湧いてきて、今度は私は夫を攻撃していました。


全くアドバイスとはかけ離れた場所に私はいて、自分の溢れる情動をただ夫に投げつけ、振り子が逆から逆に一気に振り切られてしまっていました。


あなたはいつも自分のことばかり!
私が何か話そうとしても、「あなたの話しを聞いてる時間はない」と拒否され続けた!
電話もあなたが一方的に話すだけで、私が話そうとすると、「こっちは時間がない」!
ゴルフ行く時間、飲みに行く時間だけはどんなに忙しくても必ず確保している!
普段から家にいないくせに自分のやりたいことはどんな状況でも優先している!


今度は私が一方的にキレまくっていました。


キレながら、こんなに私溜め込んでいたんだ、とびっくりしました。


私は蔑ろにされていると哀しかったんだ、

哀しいと伝えられないし、聞く体制も持ってもらえないから、怒りに変わってしまったんだ


とどこか冷静に自分を観てもいました。


しばらく反撃を続けていた夫も、いつもの私とは全く違うレベルの怒り方に恐れをなし(笑)最終的には謝ってくれました。


今朝はかなり反省して家を出ていきました。


私はここまで強く怒らないと自体を飲み込めない夫をみていて、苛立ちを覚えたあとやっと、



本当にこの人は自分のやっていることに気づけないのだ、


と悟りました。


そして、私自身もこのような現象がたびたび起こるのは、お互いの悪い癖が発動しているにも関わらず、どっちも気づけていないときに起こるんだ、と自体が呑み込めてきました。



私たちはどちらも本当は傷つけたいと思っていない、


でも、自分が昔培った良くない癖が発動したままでは自分も他人も幸せにできない、


と気づきます。


健全な家庭で比較的健やかに育ってこれた方は、スムーズに自分も他人も大切にできるのかもしれません。


が、そうでない環境、家族内のメンバーが蔑ろにされたり、している環境で育つと、自他ともに大切にする、がデフォルトでないので、努力して新しいやり方を自分のなかで育てていかないと自分のものとして定着していきません。



が、その努力の甲斐あって変化していくプロセスは、ダイレクトに関わるパートナーだけでなく、周りに良いものを、そして次の世代に良いものを残せます。


すんなりそれができている方たちはさらに良い循環を、私たち夫婦のように努力して手に入れていく過程でも良い循環を。


その良い循環がますます世界に広がり、世界そのものがたくさんの愛の循環で光輝くよう、私もできることからしていきたい、と改めて思う夫との摩擦でした。


お読みいただきありがとうございます。

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