すき

2015、春に結婚しました。詩を描きたいと思ってってます

ゆれる

ゆれる
ゆらゆら
いつもゆらゆら

わたしのこころは
ゆれる
ゆれるゆれるゆれる
ゆらゆら ゆらり

おとなになろうと
妻になろうと
親になろうと
ゆらゆらゆらり

わたしは歩けるということを二年前に知った

走れることも
食べられることも
笑えることも
怒れることも
悲しめることも
なあんにも、
わたしは知らなかった

知らずに生きてきた

わたしがここに居て、
あなたはここに居なくなった

わたしはまだまだ歩ける
あなたはもう歩けない

ふたり

結婚すると決めた時、
気付いてしまった

父のどうしようもない寂しさに

この人と一生いると決意したとき、
気付いてしまった

父は、もう、ひとりになってしまったことを

この先も死ぬまで生きて、
ひとりで生きて、
ずっとずっと、
いない寂しさを、
なくした哀しみをかかえて、
生きていかなければいけない

ふたりでひとつ
わたしとあなた
あなたとわたし
全ての始まりである夫婦

あなたがいない父

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花だって

飾っている花の水をかえた
にごっていた
へんなにおいがした
よごれていた
息をしている
そういうこと
生きていくということはそういうこと

こんなにきれいな花だって
こんな風に水を濁す

それだけで少し安心した

母のドレス

なんでこのドレスを選んだのかも
なんで、白いドレスを買おう、と思ったのかも、
なんで父と結婚したのかも、
何もわからない

母はもうここに居ない

27年の時を経て
また息を吹き返すこの真っ白なドレス

母はもう居ない
母とはもう会えない
何も話せない