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思ったことを徒然と

フィジーから泣く泣く帰国して、もうすぐ早2カ月。
帰国してすぐは、正直自分がなぜ帰国しなければならないのか理解出来ず、ずっと頑張ってきたことを奪われたように感じて、毎日どん底の日々を送っていました。

まさか殴られるなんて思わなかったし、
精神的にもボロボロになるなんて考えてもいなかった。だから目の前で起きたことが理解出来ずでした。正直今もまだよくわからない。

最初の1週間はベッドから動かず、とりあえず生きてただけだと思う。さすがにこれはやばいと思って、ジムに行き始めて。そうしたら少し気持ちが楽になって、バイトでもしながら考えようと前向きになれた。

バイトでも仕事でもどちらにせよ、面接というものがあって、なんでフィジーに行ったのか、フィジーで何をしてたのか、なんで帰国したのか嫌でも説明しないとならず、またそれはそれで凹んだ。

まあでもバイトもとりあえずの仕事も見つかって、社会人としてまた歩き始めたわけです。
まさか自分が商社で働くなんて思ってもいませんでした。たぶん誰もが知ってる会社だけど、全然楽しくないんだよなあ。社員の皆さん、どうやってモチベーションを保っているのだろうか。毎日それしか頭にありません。でもいろんな人と話すのが楽しくて、とりあえず起きて会社にいく感じ。

イギリス、フィジーと海外生活を経たからかも知れないけれど、私はずいぶん社交的になったなあと日々感じる。これだけですごい成長。人と違くても気にしなくなった。違う意見の人と出会っても、もっと聞きたいなと思うようになった。人と話すのが苦痛だったけど、楽しいと思えるようになった。こうやって自分の感情を外に出せるようになった。人からどう思われるかを気にしなくなった。

だから多分すごーくポジティブになった。すごい変化だなと思う。毎日楽しんだもん勝ちだよね、人生って。

結局のところ、お金とか仕事とかそういうことじゃなくて、どれだけ毎日笑顔で過ごせるかなんだろうな。だからフィジーの人たちはみんな幸せなんだろうなあと。
フィジーに行ったことで、しあわせの価値観がとても変わったなあと思います。

ちょっと考えたらわかることなんだけどさ、頭ではわかっても自分の価値観てそんなに簡単に変わらないじゃないですか。だからそういう経験が出来てとても良かった。

やり残したことたくさんあるし、活動もこれからというときの帰国になって本当に本当に悔しいし、私はきっとまだ100%乗り越えられていない。でもフィジーの生活を思い出すと、あんなに苦しかったはずなのに、楽しいことしか思い出せません。やっと苦しみがなくなって、楽しくなり始めたころの帰国になって、何も成果を残せずに帰国となったことがとても悔しいけれど、自分が頑張ったこと、学んだことはすでに帰国してから活かせていると感じ、無駄じゃなかったなと自分を褒めたいです。

私は頑張ったよ!

きっとこういう運命だったんだろうなと思うようにしています。じゃないと立ち直れないもの。

駒ヶ根に行く前に引いたおみくじに、
大器晩成型。
望みはすぐには叶わないけど、必ず叶う
って書いてあったから、多分そういうことなんだろうって考えるようにしてるの。

わたしの人生っていつも遠回りなんだけど、
やりたいことだけをずっとやってこれた人生で、どんなときもどこにいても何があっても、その先々で必ず助けてくれる人がいる、幸運な人生を歩んできたと思うのです。

だからわたしはたぶん大丈夫。

最近、知らず知らずのうちに私のことを見ててくれる人がいるんだなということがたくさんあって、とても助けられています。
帰国することになったときも、思わぬところからお手紙を貰ったり、言葉をかけて貰ったり。
帰国してからも連絡をくれたり。
たくさんの人の優しさでわたしは生きています。本当にありがとう。

わたしも誰かの支えになれるような人間になりたい。がんばります。

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