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ガウディ建築の美の真髄①

現在、名古屋市美術館で
ガウディとサグラダ・ファミリア展が開催されています。楽しみにしていた企画展の一つ。
初日早速行ってきました。

アントニ・ガウディ   [Antoni Gaudí i Cornet]
建築家/スペイン/タラゴナ出身
1852.06.25-1926.06.17

スペイン、バルセロナと言えばガウディ。街中にガウディ建築が溢れています。過去二度訪問しているスペイン。初めて訪れたのは2014年。
トレド-コンスエグラ-バルセロナ-グラナダ-イビザ
を訪れました。ラ・マンチャからカタルーニャ、アンダルシア地方を巡る贅沢な旅です。移動は飛行機、バス、深夜列車と移動手段フル活用。忘れられない旅の一つです。

2014年まだマリアの塔が無い 生誕のファザードから
受難のファザード側 まだ全貌が見えず
それでも圧巻の内部

内部に入った時の印象は木の根、洞窟、海の底、、人工建造物であるのに自然の中に溶け込んだような不思議な空間。ガウディ建築美の真髄の一つ。

所々ステンドグラスが埋まっていなかった

スタンドグラスを通して太陽光が内部を照らす。
その極彩色に宗教問わず、多くの人が魅了されるのではないかと思いました。ライトではなく自然光。

塔からバルセロナの街を一望
生誕の門 外尾悦郎氏の彫刻

ファザードのデザインはまるで異なるが、長い建設期間、様々な時代を乗り越えて人々が紡いできた傑作達。

こちらは2018年のサグラダ・ファミリア
成長している塔

2023年。いよいよ完成間近である。完成予定は2026年。ガウディ没後100年にあたります。
1883年。サグラダ・ファミリア建築家に就任してから140年もの年月を掛けて建設が続いていている。
そして世界中の人々が完成を待ち侘びています。

唯一無二と言える彼の独創的な建築美はどこから来ているのか、どこからインスピレーションを受けているのか、、その真髄を垣間見ることができた展覧会だと言えます。

スペインの旅を振り返りつつ②へ続く。


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