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結婚式をあげる - わたしの結婚証明書

結婚の誓いを記録する結婚証明書は、ゲストの承認をもって成立する人前式でも登場します。私たちも前述の通り、人前式を選び、オリジナルアイテムとして0から制作したものを持ち込みました。 デザインポリシーは以下の通り。笑 花嫁アカウント(結婚式の準備記録を綴るインスタグラムアカウント)を始めて、DIYしたものの中でも一番反響があったアイテムです。 作った当初は量産など頭にはなく、作りながら場当たり的にパーツを組み立てたので、今となっては粗の目立つ作り。大学生ぶりにスチレンボード

    • 結婚式をあげる - 内覧会

      今さらながら、試食会やウェディングフェアにもうちょっと行っておけば良かったな〜と思いつつ、箱根リトリートの内覧会の様子を記録しておきます。 箱根リトリートは、まだ運営会社が温故知新ではなかった頃ではありますが、宿泊したことがあったのでホテルエリアの雰囲気は把握していました。 緑の生い茂る森を抜けると現れるレストラン棟や、木立の隙間に立つ宿泊棟、小道を抜けた先にある浴室など、小さな建物が点在し、まるで箱庭のよう。自然と溶け合う感覚が心地よい場所です。 そんな経緯もあり、空

      • 結婚式をあげる - ペーパーアイテムの試作

        結婚式をするにあたって、何より楽しみにしていたのがペーパーアイテムのデザイン。家族や友人の結婚式を手伝った経験に味をしめ、密かにドラフトを幾つも用意していました笑 結婚式の招待状といえば、ひとたび検索するとエレガントやフェミニン、フローラルなデザインが大挙して押し寄せるジャンルです。もちろんナチュラルも多いし、最近はモダンでエッジの効いたデザイン傾向もあります。 私たちの結婚式は、良い意味で会場ありき。 箱根リトリートといえば、ノルディックな雰囲気のホテルとヴィラ、そして

        • 結婚式をあげる - 会場探し #2

          「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」 某ウェディング雑誌のコピーが話題になったのが2017年。そこから時は少し進み、宴席を設けることすらできなくなった2020年。多くのカップルが結婚式の延期、中止という決断を余儀なくされていましたね… 私たちが結婚式をしよう、と始動したのは2020年12月。流行の終わりは見えず、友人に会うこともできず…な状況ではありましたが、たくさんの思いを引っ提げて家族だけの小さな式をすることに決めました。 「自分

        結婚式をあげる - わたしの結婚証明書

          結婚式をあげる - 会場探し #1

          漠然と、自分の結婚式はラグジュアリーホテルや結婚式場ではない場所でやりたいと考えていました。 思い起こせば、きっかけは2010年(!)に伊藤菜衣子さんが結婚キャンプと称して山麓で式をあげていたこと。まだアウトドアウェディングも主流ではなく、オリジナルウェディングという言葉さえなかったと思います。 とにかく自由で開かれたセレモニーに胸が高鳴り、選択肢を作る行動力が素晴らしいなと感激しました。婚約指輪の代わりにライカを交換していたのも印象的で、当時は母に「こういう結婚式がした

          結婚式をあげる - 会場探し #1

          結婚式をあげる - はじめに

          2021年5月、付き合って6年になるパートナーと結婚しました。 2,3年前から結婚したいよねと話し合い、その間の同棲1年を経て、めでたく婚姻届を提出。決まってからは早いもので、指輪を買い、結婚式の手筈を整え、いよいよ挙式も一週間後に迫ってきています。 一緒に住んでいることもあり、結婚によって大きく生活は変わらなかったものの、転職したり、グラフィックデザインの仕事が忙しくなったりと、2021年の上半期は慌ただしい時間を過ごしていました。 とはいえ、結婚式という一大プロジェ

          結婚式をあげる - はじめに

          眠るための道具に無頓着な私たち

          寝床に潜り込む自分を想像してみる。 ぬくぬくと温まりながら、意識を遠くに飛ばしていく。 誰にも邪魔されない体と心。 きっといま脳裏に浮かぶのは、海の中にいるような心地よい暗闇であって、くたびれた敷きふとんの肌触りではないし、多幸感の正体にマットレスの弾力性や羽毛ふとんの暖かさを紐付けるわけではない。 健康の源といえば、食事・運動・睡眠が基本のキ。 食材を集めて、調理器具を使いこなし、体が求める栄養を整えて、心も楽しませる。食事には楽しみ方・嗜み方が多角的に構築されてい

          眠るための道具に無頓着な私たち

          トラベル・アイデアル

          じめじめとしつこい東京の長雨から逃れ、いってきました、夏の沖縄。 "コバルトブルーの海を眺めながらチルアウト"というシーンだけを思い描いて飛行機のチケットを取ったので、いつものようにリサーチに力が入らない…リゾートホテルのお膝元ビーチで遊べたらいっか…と半ば思考停止になりかけていたけれど、タイムラインで流れてきたairbnbに心を射抜かれて、気づいたら宿を中心にGoogleマップが星で埋まり始めていました。 ということで、何度見返してもうっとりするお宿と旅の記録をしておき

          トラベル・アイデアル

          誰とも違う週末をフィン・ユールのホテルで

          冬になると雪山に出かけて行ってスキーやスノーボードを楽しむ。そんな毎年のルーティンを破るぞ、と意気込んで行ってきました、日本アルプスの裾野・白馬。 目的地は「House of Finn Juhl Hakuba」。デンマークの建築家、デザイナーのフィン・ユールの名作家具と暮らすように泊まれるホテル。 パブリックスペースから客室まで、ソファやテーブル、ライトなどなど、これでもかというくらいにフィン・ユールデザイン。 6室しかないお部屋は、それぞれ調度品が異なるのでチョイスに

          誰とも違う週末をフィン・ユールのホテルで

          #蔵出しnoteと私の複雑な関係

          「そんなに下書きに保存しっぱなしのnoteがあるなら、#蔵出しnote って言って公開しちゃえば?」という言葉のそそのかされそうになったけど、やっぱり無理! 自分の文章はいつも妙にポエティックで小恥ずかしい。インスタやfacebookのキャプションくらいライトなコミュニケーションなら、30秒で書けるのに。 (もうこの段階で、書く手が止まりそう!) (ここで30分悩む) 私と文章の複雑な関係を考えてみると、思い出すのは日記の存在。 小学生の頃、私のクラスではオリジナル

          #蔵出しnoteと私の複雑な関係