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【目を合わせられない、挨拶ができない】大人が急増中!

最近大人でも、まともに挨拶ができない人が急増しているんですよね。まず挨拶する時にまともに目するらも合わせられない人が多くいたりして、子供に挨拶を強要するのに、大人達がまともな挨拶ができない所を見ると、挨拶は割と適当で良いと思ってしまいますよね。

そもそも大人で自分から挨拶をする人って日本人の中ではかなり珍しい部類だと私が見る限りでは思います。

まず、日本人は基本相手と目を合わせないですね。アイコンタクトを取る文化がない影響のあるのかも知れませんが、相手が近づいて来ても、目を合わせず、背ける人が多いような気がします。

そして中年世代以上の大人に多いのですが、このくらいの年代の人は自ら挨拶をしない人が多いように感じられます。

相手から挨拶してくるのが当たり前と考えているのか、挨拶をされるのを待っている態度が目立つんですよね。

私的にはこれが結構問題だと思っていて「若い人から挨拶をすべきである」という変な風習が日本にはあるのですが、「それはいかがなものか?」と私は思います。

相手から挨拶をしてくる状態は、何か自分が優位な立場に立っているような感じと、自分からのコンタクトを放棄して、全てを相手に任せている当たりに、その人の卑屈さを感じてしまうんですよね。

しかし、子供や若い世代の模範となるはずの大人が、このような態度を取っている現状が挨拶のできない大人を量産させているのだと思います。

学校の挨拶運動もおかしな所がありましたね。朝校門に立っている先生は、生徒が挨拶をしてから挨拶をするパターンがほとんどでしたよね。

自ら挨拶をするように教育しているつもりだとは思うのですが、これは逆効果で、生徒の模範である先生が挨拶をされてから挨拶をしている姿を見ると、自分が大人になったら「自ら挨拶をしなくていいんだ」と刷り込んでしまう原因にもなってしまうんです。

だから大人になると、子供の頃は出来ていた、まとな挨拶が出来なくなってしまうような現状が作られてしまうんです。

そして日本人の多くは目を合わせません。たまに、外出している時に目が合うだけで、咳払いや舌打ちをするような変な人もいます。

このように目が合うだけで怒り出す人も存在するので、ほとんどの人はすれ違う時なども他人と目を合わせないように、視線をそらしながら歩いている人も多いと思います。

日本人は結構物事をネガティブに捉えてしまう所があるので、見られるという行為にも悪く捉えてしまう人が多いのかも知れません。

しかし、本来挨拶というのは、一番コミュニケーションが取りやすい行為なので「どっちが先に」とか言うことではないんですよね。

仲の良い人同士なら、気づいたらしているものなんですよね。しかし、意識しないと出来ない相手や挨拶されるのを待っているような人は、お互いに、そんなに親しい関係ではないという表れでもあります。

そのような人と距離を縮めるのはかなり難しい事でしょう。

しかし、程よい距離を置くのが日本人の民族性でもあるので、適当な挨拶の関係でも、それが程よい、その相手との距離なのかも知れません。