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ラジオがあったからこそ今の自分があるーきょうは民放ラジオの日—

ラジオがあったからこそ、今の自分があります。

きょうは、「民放ラジオの日」であると、とある番組で聴きました。「3月3日」が「み(3)み(3)の日」というごろ合わせから来ているそう。

今はラジオなんて聴いたことがないとか、存在すら知らない人がいるとか、いろいろ言われていますが、私の在り方のいくらかはラジオにきっかけをもらったものです。

ひとつは、クリスチャンとしての自分。
私は中学生時代に入学祝でaiwaのミニコンポ(懐かしい響き!)を買ってもらって、なんとなくの興味で早朝から通学前にラジオを聴くようになりました。早朝に流れてきたのが、「心のともしび」などのキリスト教関係の番組。聖書の意味がよく解らなくても心が安らいだものです。それが聞き流せなかったからこそ、私はその後大学院生になってからミッション系の大学で礼拝に出て、ますます聖書を学んで、米国留学時代に教会に出入りして、帰国後に洗礼を受けることになります。

もうひとつは、英語使いとしての自分。
中波放送とFM放送に飽き足らず、高校生時代から短波放送を聴くことになります。SONYから当時出ていた録音機能付きのラジオ(写真参照)を、貯金をはたいて買って、BBCやアメリカのVOAなど、英語の番組を聴くようになります。そこそこ英語の勉強はしていたから内容はわかるだろうと思っていたら…聞き取れない! 必死に聴くようになり、大学受験でどういう学科を選ぼうかと思った時に英語の学科を選んで大学以降猛勉強し、その後は英語を使って研究も生活もするようになります。

時は流れ、いまでも苦労はするものの、英語で論文を書いて、ひとに英語を教えることもあったり、国際教会で奉仕したりして、視野を広げて深める心豊かな生活を送っています(ある意味)。

人生を変えるきっかけは、どこに転がっているかわからないのです。若い人たちにも「きっかけ」を大事にしてほしいな、と思う今日この頃です。

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