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ChatGPT先生と1日で業務改善ツールを作ってみた!

ChatGPTでプログラムした!みたいな話を時々記事でみて「べんりじゃーん」とは思っていましたが、よい機会があったので試してみました。何事もチャレンジチャレンジ!

作業ログを簡単にしたい

作りたかったのは業務用のメモ帳。開発作業をしたり複数案件の客・開発対応などをする時にSlackなどマルチスレッドなチャットツールを使うことが増えてきました。

場合によってはお客様とはメールやメッセンジャーツールを使い、開発とはSlackとかコミュニケーション業務は複雑になりがち。業務自体も以前はスタンドアロンソフトがサーバークライアントになり、クライアントがWeb、スマホと更に複数になりチームも複数、というのは当たり前になりましたので、情報を追いかけたり確認する手間は馬鹿にならない時間を取られるようになっています。

自分の場合は毎日テキストファイルに他の人と関わる部分についてはメモとして記録しいざというときにはすぐに情報を得られるようにしていますがこれを書く時間は持ち出し・サビ残になるため、専用ツールを作ることで時短とフォーマットの定型化をすることにしました。

コンプラ対応だ!(ゼーハー)

とはいえ、最近はツール作っても仕事で利用が禁じられてしまうことが多い時代です。特に客先だと何でもかんでもダメ、とくに通信が必要なサービスはアウトです。

そんな中、コンプライアンス的な問題が少ない「オフライン(通信をしない)」で「オープン(ソース公開)」なツールをサクッと作れる Electronというフレームワークでしのいでいます、という話を耳にしました。

Electron ⚡だー!

いい年頃なので名前から思い浮かんだのはこんな。かっこよさそうだ!

コンプライアンス以前ですが

ちょいと調べたら良いものらしいですよ?

Electronエレクトロン製のアプリケーションはChromiumクロミウム(Chromeブラウザの元となるもの)とNode.jsノードジェイエスがランタイムとなっています。
Electronは、Windows、macOS、Linuxのデスクトップアプリケーションを作成するためのフレームワークです。Electronを使うことで、ウェブ技術であるHTMLやCSS、JavaScriptで作ったコンテンツをデスクトップアプリケーションにできます。ワンソースでそれぞれのOS向けのアプリケーションを開発できることも魅力です。

ICS MEDIA

ブラウザエンジンをアプリの中にまるっと閉じ込めることで、機種依存なくスタンドアロンアプリケーションを手軽に作れるフレームワークのようです。

恥ずかしながら名前すら知らなかったのですが、大企業でも採用例が多くレジのようなお金を扱う機器の開発でも採用されています。

おお、これは安全そうだ。(単純)

更に後で調べた情報では、あおのObsidianもElectronで開発されているのだとか。期待が持てそうです!!


ChatGPT先生とやってみた

日報メモを指定したフォルダにテキストで記録するアプリをかいてもはいます。漢字間違えてるのに頑張ってくれる先生…🥹

スラスラと書き始めます。。

エラー処理もかいてくれてる。。。

実行方法とかも描いてくれて、本当に親切な先生。。。

一瞬でできたので機能を追加していく

サクッとできてしまったので「あれがしたい」「これはどうするの」と1つづつ質問して実装した結果1日でできあがってしまいました。
(※最終的にはmac silicon, linux , windows 用のビルドと動作確認で更に1日、常駐&インストーラーの画像設定など作り込みで更に1日使ってアップグレード)

情シスの人と会話を楽しめるようにインストーラーの画像には気を使いました。(Bing作成)

実装した機能は…

  • 起動するとファイルがなければその日の日報を所定の場所・フォーマットで自動作成 (markdown でタイトルと日付、ライター名を自動で記述)

  • 書き留めたいことを入力、登録 ボタンを押すと自動でタイムスタンプを付けて追記。

  • プロジェクト名、担当者名を事前登録でき、ドロップダウンで選択することで入力を減らす

  • 簡易入力で作られたテキストは下部に表示され、ソコでもさらに編集可能。

(完成画面)

基本その日のメモを都度都度サクッと書く仕組み

ありがとうChatGPT先生!

新しいことをするときには腰が重たくなりがちですが、手伝ってくれるとこんなにも(気分的にも)ちがうのか!と改めて驚愕の結果となりました。

プロジェクトはgithubで公開していますので、案件で必要なときには「ソースはこちらです」とお伺いを立てやすくなっています。コードも殆ど無いですし(400行くらい)

DXだ!効率アップだ!!とか営業シャチョさんや非技術系の人がワイワイ言いますけど、意外と小さいツールを組み合わせたりChrome Extensionで既存サイトに細工するほうが使用する人の負担・コストも低く実現できることが多いように思います。今回もそんな方針で解決できました。(GPT先生のお陰で。。笑)


(Electron のサイト。※開発はマニュアルを読んで正しく挑みましょうmm)


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