私と推し。それから。

まずそもそもとして、私という人間は本当に歪んでて、歪み切ってて、捻れてこんがらがってて、矛盾が人の形をしたみたいな、そんな女。
めちゃくちゃ気が小さいのに平然なフリをしていて、誰からも愛されたいのに誰のことも愛せなくて、欲しがってるくせに気まぐれで。
はぁ、とんでもねぇやつだ。
そして大人になってからはずっと承認欲求と戦っている。
絵を描くのが大好きで、特に二次創作にどっぷりハマってしまう。常に推しの二次創作を頭の中で作っては自己満にその身を委ねる。
その好きな気持ちを誰かと共有したいのに、推しへの想いや解釈を話したりしたいのに、あまりにも気まぐれで自己中なので、人との関係性をうまく構築できない。また構築したとしても、継続しない。
でもまた誰かを求める。
その繰り返し。
その繰り返しをもう何十年としている。
推し活をする上での私の弱点は、仲間を作れないこと。
そして創作物を人から賞賛されたいこと。
特に後者は深刻だ。
大昔に1度プロ漫画家デビューなんてものをしちまってるせいで(3年ほどで引退したが)、全く不要な自己肯定感と、クソの役にも立たない妙なプライドが混在し、性格を歪ませている。
自分が描いたイラストや漫画を評価されたくて賞賛されたくて共鳴して欲しくて仕方ない。
でも現実は全く大した事はなくて。
もうそれも分かっている事なんだけど、この年齢になってもまだ私はしがみついているらしい。
何にもない、まっさらで純粋な心で推しを推したいのに、二次創作はまさに自己中の極みなんだから、人からどう思われようが関係ないのに、ずっとずーっと、ずーーーっとその地底で這いつくばっている。それが私を暗くする。
好きなのに、つらいのだ。そんなのは悲しい。
とても悲しいことだ。


だから、やめようと思う。
誰かに褒められる為に描くこと、創ること、それをアウトプットすること。

ここでこうして文字を綴って、時々絵を載せて、満足しようと思う。

推しへの想いや作品への想い、抑えきれなくなった気持ちをここで発しようと思う。
大丈夫。誰も見てない。

少し目先を変えて、推し活を楽しみたい。
推しは私の生きがいだから。

そして絵を描くことも、生きがいなんだ。
うん、生きがいなんだよね。


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