紡ロジックを読んでほしい話

ある日信頼のおけるオタク友人から「頼むから読んでくれ」と言われて読み始めたこの「紡ロジック」という物語が(ゲームと言わず物語と呼びたい)、すごく面白かったんですよね。私は布教をするのが人生の生きがいなのですが、全てを読み終わった時に、「物語を書く人に出会ってほしい話だな」と。そんなことを思った話がしたくて、あわよくば同じお気持ちに陥ってしまう人間をこの世界に増やしたくてnoteに登録をしたわけですが。

紡ロジックとは何なのか。コンテンツの種類でいうと、アプリゲームのことである。アプリゲームとは言っても、さしたる課金要素も、ガチャも、周回もない、ノベル系脱出ミステリーゲームだ。(脱出要素は薄めなので雰囲気としてはノベルゲーに遊び要素が足されたような感じかもしれない)

前半は凡庸(というのは主人公の主観だが、まあまあそこそこお育ちがわるいし話を追いかけていくとかなり個性的な感性を持っていることがわかる。これ多分ゲームの主人公じゃなかったら少々くどいと思える程度には)な主人公が、日常のちょっとした事件に巻き込まれ…という展開を繰り返していき、二部はその一部で蒔いたあらゆる伏線を回収していく、パンチのある物語が展開される。
さて以降はタイトルに書いた通り、紡ロジックの布教をしていきたいわけだが、私にはこの物語についていかに面白かったを語ることが出来るが、どのように面白かったかを語ることは出来ないのだ……………………。


何故ならこの物語は、ネタバレを絶対にしないままに読んで欲しい作品なだからなのだ………………………………。


どのくらいネタバレがまずいかというと、ダンガンロンパレベル。わかる??わかる人は分かってくれると思う。
私自身はどうしてもネタバレが絶対ダメな人間ではないけれど、もし紡ロジックをネタバレした状態でプレイしてしまったら、私内ネタバレ三大ド後悔の作品のうちに入っていただろうことは想像に易い。
ちなみに三大ドドド後悔ネタバレ作品のうちのひとつはFateSN、もうひとつは劇場版まどかマギカです。いやね、その時はねFateやることはないだろうなって思ってたんです。ついwikiをねえ…読んで満足してしまっていたんですよね…そんでいざやってみたら見事にUBWでド後悔ですよ。もっと新鮮な気持ちで魂に傷を負いたかった。まどマギは事故った。エーン……いやその話はいいとしてだ。


そんなわけで、まだ紡ロジックのネタバレを踏んでいない人は、
その幸運に感謝をしながらとりあえアプリのダウンロードをしてほしい。


url:https://se-ec.co.jp/appli/tsumugulogic/

[iOS] https://apple.co/2DwBEJC 

[Android] http://bit.ly/2Q5qylC


なんでかっていうと今!!!!!!!!!

全話無料開放中だからです!!!!!!!!!!!!

この記事を書いている途中で無料期間に入ってしまってね。

ぼんやりしていたらあと1週間で無料期間が終わってしまうので慌ててどこかにこれを公開しようとしているところです。とっちらかった文章だな。8月いっぱい無料なので、この記事を目にした幸運なあなたはぜひDLしてほしい。そして読んでください。面白いので…………


本コンテンツはスマホゲーですが、ソーシャル要素はなく、どちらかというとコンシューマーゲームに近いかもしれない。選択肢分岐によるEDも複数ご用意されている、古き良きノベルゲーですね。
1日に数話ずつストーリーが解放されるチケットが発行されるので、それを使ってちょっとずつお話を読むという形式。つまり周回やタップが必要ない!のだ。ソシャゲはちょっと…とか、これ以上時間の取られるアプリを増やすのは…というタイプの人にもお勧めできる。マンガワンとかそういうのと同じ仕組みになるわけなので。
今すぐ続きが読みたかったら、配布されるジュエルを消費すればいい(というかジュエルの使い道ってそれ以外にある?)
課金要素としては一気読みするためのジュエルだとか、本編終了後に購入出来る特別ストーリー(本編やった人は絶対絶対絶対買ってほしい 紡ロジックの味わいが180度変わるので。絶対絶対絶対買ってください。10連分しないので)だとか、設定資料集(アプリで買える)とか、そういうコンテンツに対しての課金要素くらいだ。ガチャもない。(強調)(なぜここをかたくなに強調するかというと、あなたがもし今他にはまっているジャンルがあってこっちに手を出す余力はないんだよな……というお気持ちだったとしても、そういう!要素は!ないので!安心してつまみ食いしてほしい!!という下心があるからです)(課金要素だけではなくて、読みきりの話なので、頑張れば2日くらいで読み終わることができる。安心してつまみ食いしてほしい)(つまみ食いして、ウッ…………(眩暈)ってなってほしいだけなので……)


ただ、万人受けする物語かというとちょっとそれはそうでもないような気もする。
キャラクターもてめちゃくちゃ魅力的だし、お話の構成も「頭のいい人が書いたお話だなぁ…」って感じで、すごく「面白い」お話だけれど、万人受けするコンテンツではない、と私は思う。

しかしそんなどうしてこんな熱く語っているかというと、
このままひっそりと埋もれさせるにはあまりにも惜しいコンテンツだと思うんですよ……


・一度でも物語を書いたことのある人
・ダンガンロンパが好きな人
・INT高めのヤンキーが好きな人
・業の深い耽美な双子が好きな人
・脱出ゲーム/謎解き/ミステリが好きな人
・じわじわ明かされていく人間関係が好きな人
・映画をよく見る人
・音楽オタク
・愛知県近郊に住んでいる人

は楽しめる要素があると思う。


いやあね~~~~~だってね~~~~~~
双子…双子がさぁ…イイんですよ…もっと世界に知られるべき双子。


上から5つめまでのオススメ要素というのはまあ見たままだとして(喋りすぎるとネタバレになってしまうのでね)「映画をよく見る人」っていうのは、主人公が自覚のない映画オタクなので、会話のそこかしこに映画ネタが盛り込まれているのだ。まあ私はマッドマックスくらいしか分からなかったんですけど(見てない)そんなこたどうでもいいのだ。何故なら人のオタク話を聞くのはたのしい。


そういう意味で音楽オタク向けなのかというと別にそれはそういうことはないのだけれど偏食音楽オタクの私がストレスなくBGMきもちい~!!!となれたのでオススメした の意である。OPED挿入曲がとても最高なのでアプリDLして。この楽曲の気持ちよさはペルソナ4の晴れの日にかかるBGMを聞いているときに似ているんだな。つまり好きだ。最高〜〜〜〜〜〜

あとはね、文章を読んだり、書いたりするのが好きな人にはおすすめしたいなと思ったんですね。少なくともこのエントリを最後まで読める人には、適正があると思うんですよね。素人のだらだらした適当な文章ですら読まずにはいられない活字中毒者の貴方のことです。
面白い物語を書く秘訣は、読者に対して容赦をしないことだとつくづく思う。そんなことを思わされた物語でした。そう、容赦がない、容赦がなかったんだ・・・。


頼む みんな やってくれ


そして頭を抱えてくれ

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