続・ThinkPad A275を1ヶ月間使ったレビュー

前回の投稿から少し時間が経って、いくつか気づいたことがあるので補足します。

ネットワークの接続安定性について補足

せっかくイーサネット端子がついているので、その辺にあったLANケーブルを挿して、有線系の安定性を確かめてみました。→結果、無線通信時にはブチブチ切れていたSkypeの音声通話(P2P)は、途切れることなく安定しています。有線系は大丈夫なようです。自宅にいるときはなるべく有線つなごう!


キーボードについて補足

矢印⇧キーに隣接したPgUp/PgDnはやはりジャマです。これらのキーが不要な方は迷わず無効化してしまうほうがいいでしょう。その際、バンドルされているハードウェア管理ツールではそこまでいじくれないので、適当なキー配置変更ツールを使ってください。私はこれ使いました。

そのほか、地味にうれしいのがPause/Breakキーの存在です。

キーボードを眺めてもどこにもそんなキーは見えないんですが、刻印されていないだけで実はFn+PにPauseが、Fn+BにBreakが隠れています。

最前面でポーズという常駐型のフリーウェアがあります。こちらはPauseキーを押すことで任意のウィンドウを最前面に固定(解除)できるというツールで、とっても便利なわけです。ずっと愛用していたこのアプリが使えるのは非常に助かります。こういう影の薄いキーって、ラップトップからは追放されがちですよね。


メモリ速度に関する補足

本機で選択できるAPU(A12-9800B/A10-9700B)に統合されたメモリコントローラは、最大で1866MHzまでの対応です。

ところが搭載されているDRAMの設計速度は2400MHzで、どうやらこれを1200MHzに落として運用しているようですね。うーん。

APUの性能はメモリに大きく依存するので、1200MHzというのは残念です。1600MHzのやつをシュッと買ってきてブスッと差し替えてやったほうが若干パフォーマンス向上するかも?

【訂正】1200MHzではなく933MHzで動いているようです。


プチフリ?

購入後から謎のプチフリに悩まされています。

最初はSSDがまずいのかなと思っていたんですが、ディスクの活動履歴やイベントログを監視していても、ネットで報告されているような怪しい挙動はありません(大規模なWindowsUpdate後にプチフリが頻発するという話をよく見かけるんですよ)。

また、色々いじっていてわかったんですが、プチフリが起こっている最中にもOSは正常に動き続けているっぽい。キーバックライトの調光がキビキビできるし、音量の調整もできるし、ミュートにもできるし。音も流れっぱなしで、画面だけが止まっている状態が10秒ほど続きます。なんなら仕事中に画面が止まっちゃっても、無視して入力を続けてれば、ちゃんと仕事は進んでます!

発生条件がまた謎で、数日間プチフリに出会ってないな~と思ってたら、急にプチプチフリフリすることがあったりなかったり……原因不明の病。ちなみに今は安定期で、年始からいちどもプチフリってません。

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ここからは推測になりますが、どうもAMDのグラフィックスドライバをうまく回せていないのかな、と私は考えています。ほとんど消去法ですが。

Radeonの設定でGPUスケーリングだのVirtual Super Resolutionだのオンオフ様々な条件で運用してみているんですが、どれも有効な策ではありませんでした。謎です。謎。

アップデートが繰り返されていくうちにいつの間にか解決していることを願います。

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