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ミュージアムに行こう!② ミュージアムのホームページ作成にご意見、アドバイスを!

情報サイト「プレジデントオンライン」に、日本で最も権威のある美術展の日展と、上下関係が厳しく、金銭体質と言われている書道界の実態を追ったレポートを書きました。お時間のあるときに読んでみてください。

「週刊文春」の取材を受け、宝塚歌劇団を傘下に持つ阪急阪神ホールディングスのコーポレートガバナンス(企業統治)についてコメントさせていただきました(2024年1月4・11日号)。タイトルは「宝塚『闇の金』」です。お時間のあるときに読んでみてください。

「プレジデントオンライン」という総合情報サイトで、宝塚歌劇団と阪急阪神ホールディングスが改革すべきこと、急務の問題について記事(第2弾)を書かせていただきました。お時間のあるときに読んでみてください。

「プレジデントオンライン」という総合情報サイトで、女性の社外取締役や女性のアナウンサー、アスリート、タレントとの関わりについて記事を書かせていただきました。お時間のあるときに読んでみてください。

「プレジデントオンライン」という総合情報サイトで、宝塚歌劇団の劇団員の死や宝塚歌劇団の記者会見、阪急阪神ホールディングスの会長や社長の減給処分について記事を書かせていただきました。お時間のあるときに読んでみてください。


企業ミュージアムについての新書の出版をあきらめたが、多くの人々にミュージアムを紹介することは意義があると感じている。記事を書いた企業ミュージアムはいずれも刺激に富み、興味深い施設ばかりだったし、取材とは関係なく訪れた企業ミュージアムにも楽しく、有意義なところが多かった。

缶詰などの缶を製造する東洋製罐グループが運営する容器文化ミュージアム(東京都品川区東五反田)はガラス、プラスチック、紙などを含めた容器、包装の歴史と技術革新を分かりやすく紹介するミュージアムで、缶詰の歴史はもちろん、容器が生活を大きく変えてきたことを知る機会となり、さまざまな発見があった。

大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区本町)に行けば、明治以降、大阪を舞台に活躍した経済人やユニークな経営者が写真やパネル、ゆかりの品々とともに解説されている。

NHKの朝ドラで茶の間でも知られるようになった関西経済界の雄、五代友厚(大阪商工会議所、商船三井)をはじめ、松下幸之助(松下電器産業 現・パナソニック)、小林一三(阪急電鉄)、鳥井信治郎(サントリー)、安藤百福(日清食品)、江崎利一(江崎グリコ)、中内㓛(ダイエー)など、そうそうたる企業家105人の歩みや業績から企業家精神を学ぶことができる。

旅行や出張、ちょっとしたお出掛けで、時間があるときにふらりと立ち寄れるミュージアムをホームページで探して訪れると、得した気分、心豊かになれるのではと思う。何としても、役に立つホームページを作成しようと、心に火がついた。

企業ミュージアムに限らず、博物館、資料館、記念館、郷土館、展示室、ビジターセンタ―など、モノや写真を展示し、解説するパネルなどがある施設をできるだけリストアップしようと思った。

ミュージアムや観光スポットを紹介する「お出掛けサイト」は数々あるが、利用者がコメントを投稿しているケースが多い。ミュージアムのホームページにはトピックスや設立の趣旨など、さまざまな情報が掲載されているが、このミュージアムの特色、見るべきポイントなどが簡潔に紹介されている施設は少ない。

活用しやすいホームページがあると便利で、みなさんに貢献できると信じて、ミュージアムをコツコツとリストアップした。各地域を旅行する際には事前に周辺のミュージアムを調べ、基本情報と解説を書き加え、現地に行ってから加筆する作業を繰り返した。

その結果、4000~5000カ所のミュージアムのリストができ、100万字を超えるデータになった。テレビや雑誌、書籍、インターネットなどを見ていると、リストに掲載されていないミュージアムに出会うこともあり、「また1つ、網羅できた」と嬉しくなる。解説を書いていないミュージアムもまだまだ多く、先は遠い。

この間、ホームページのタイトル(名称)を決め、商標登録もすませた。コンピュータデータベースへの情報編集、企業の広報活動の企画・代行、商業又は広告のための展示会の企画・運営、市場調査又は分析などの業務を網羅した商標登録の区分「第35類」で商標を申請し、特許庁長官の名前が入った商標登録証を受け取った。

ミュージアムのホームページの構成案を考え、ホームページ作成の専門家に相談すると、高額な費用がかかることが分かった。無料で閲覧できるホームページで、収益を上げようとは考えていない。

幾ばくかの広告収入が得られるかも知れないが、多額の費用がかかるのであれば、規模を縮小するか、ワードプレスなどのソフトを使って自分で立ち上げるしかない。今後どうするか、結論はまだ出ていない。

ミュージアムのホームページを開設して、利用者に喜ばれるのか、ニーズがあるのか、どう改良すればいいのか。模索が続いており、多くの人々に意見を伺いたいと思う。

以下に、ミュージアムのホームページの構成案を記載しますので、ご意見、アドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。

ミュージアムを紹介するホームページ 構成案

ホームページの名称は  「○○○○○○」  
サブタイトルは     「知の冒険を楽しもう!」 
トップページに画像を入れる 海から太陽が昇る写真 or イラスト

ホームページに盛り込みたい機能
■キーワード検索が自在にできること 
ホームページ内の文章を、複数の言葉でキーワード検索できるようにする。
検索した結果、件数が多い場合は、さらにキーワードで絞り込みができるようにする。

■更新や修正がしやすい設計にする
新たにミュージアムが誕生した場合や文章を変更する場合、修正・削除・追加しやすい柔軟性を持たせる。

■利用者に煩わしさを感じさせない形で広告を入れる

トップページのコンテンツ案
以下の5つの扉(第1下層、◆印)を入り口にして、サイトに入っていく。

◆全国のミュージアム一覧  

ミュージアムの数は5000~6000カ所になる見込み。さらに増える可能性がある。

本サイトでは、博物館、資料館、記念館、郷土館のほか、水族館を含める。美術館を除くが、特定のテーマやアーチストを常設展示している美術館は含める。
対象は日本のミュージアムで、URLがなく、紹介サイトがないミュージアムを除く。

ミュージアムには名称、住所、URL、電話番号、休館日、開館時間、料金、解説を入れる。料金は大人(個人客として)のみを入れる。
解説はそれぞれ400字~3000字程度。

各ミュージアムの公式HPにアクセスできるようにする。
ミュージアムの住所から、グーグルの地図に飛べるようにする。

扉の「全国のミュージアム一覧」をクリックすると、47都道府県名が表示され、都道府県名をクリックすると市・区・郡名が表示される。市・区・郡名をクリックするとミュージアムの一覧が表示される。東京都および政令指定都市の場合は区ごとにミュージアム名を表示する。

ミュージアムの周辺の地図が表示され、周辺のミュージアムを地図上にマッピング。クリックすると、そのミュージアムの情報ページに飛ぶようにする。(グーグルの地図とは、別に地図を表示できないか。グーグルの地図にすべてのミュージアムが記載されているといいのだが)

ミュージアムの記載順は総務省の「全国地方公共団体コード」を使い、47都道府県ごとに分ける。都道府県別、市町村別のコード順に並べる。
1718市町村(792市743町183村)

*都道府県ごとに検索しなくても、サイト内の検索欄で、ミュージアム名やテーマ名で検索すると、それぞれのミュージアムの概要と解説に飛べるようにする。

(サンプル)ミュージアムの紹介例 

長谷工マンションミュージアム
東京都多摩市鶴牧3-1-1
https://www.haseko.co.jp/hmm/
0120-808-385(予約受付専用)
休館日 第1・3・5土曜日 日曜日 祝祭日 夏季休暇/年末年始休暇(本社に準ずる)
10:00~17:00 事前予約制10:00/11:00/13:00/14:00/15:00(1日5回)
自由見学・音声ガイドあり(所要時間約90分) 無料
住居と集合住宅の歴史、住環境の変化が分かるマンション専門のミュージアムを長谷工コーポレーションが開設し、2019年1月から一般公開した。東京都多摩市の長谷工テクニカルセンター内にあり、9つのゾーンに分かれている。エントランスを抜けて最初に出会うのが、床にも映像が映る360度シアターのゾーン02「はじまりの物語」。海中や海底にシーラカンスや三葉虫などの古生代の海洋生物が映し出され、映像は海上の荒波に変わる。
40億年前に海中で生命が誕生し、陸上に上がっていく姿をドラマチックに演出。猿人が登場するのは400万~300万年前、原人の出現は200万年前と言われており、長い時間をかけて人類が誕生する。
木の上で暮らしていたサルが地上に降りて二足歩行し、道具を使うようになって、人類は著しい進化を遂げる。地上で生活していくには、襲ってくる動物などの外敵や、雨や風、寒さや暑さから身を守る必要があり、それぞれの地域の環境に合った住まいが生まれた。
洞窟を利用した住居、木や石で外枠を組み立て木の皮や茎などで覆った住居、石造りの家、木造の家が誕生する。人が集まり、都市が誕生すると、住居は大きく変貌していく。古代ローマでは、「インスラ」という4~5階建ての高層集合住宅がつくられた。ローマ帝国の繁栄とともに、首都ローマへの人口集中が進み、住居は高層化して7~8階建ての住宅も出現。
安全面に配慮し、建造物の高さを制限する皇帝が相次いだ。アウグストゥス帝は約20メートル以下に、トラヤヌス帝は約18メートル以下にするよう命じている。
中庭を囲み、四方に高層集合住宅を配置したため、ローマの小高い丘に立つと、島のように見えた。そのため、古代ローマの高層住宅はラテン語で「島」の意味するインスラ(インスーラ)と呼ばれ、2世紀末には4万6000棟を超えるインスラが建ち並んでいたという。
日本初の高層住宅が誕生したのは、長崎市中心部から南西に18キロメートルほどの海上に位置する端島、いわゆる軍艦島であった。1916(大正5)年に旧三菱高島炭坑端島アパートが建てられ、最盛期には20棟余りの鉄筋コンクリート造(RC造)の集合住宅が建ち、5300人を超える炭鉱労働者とその家族が暮らしていた。
このときまで、日本に高層建築物を建てる技術がなかったのかというと、そうではない。世界最古の現存する木造建築物の法隆寺五重塔は7世紀の飛鳥時代につくられ、高さは32メートル強。古代出雲の出雲大社本殿の高さは約48メートルあったと言われている。安土桃山時代には高層の天守閣が建てられ、高層建築をつくる技術と伝統はあった。
しかし、豊臣秀吉が京都と伏見を結ぶ街道の町並みを整えるために2階建てにすることを命じ、徳川幕府も華美に走らないよう、民家は2階建てに制限していた。3階建て禁止令が解除されたのは、明治になる前年の1867(慶応3)年である。
明治になると、日本の木造建築技術をベースに西洋風のデザインを組み合わせた洋風建築物が数多くつくられ、高さ約52メートルの浅草凌雲閣(通称、浅草十二階)が1890(明治23)年に登場。煉瓦造のオフィスビル、さらに大正に入ると鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の高層ビルの建設が増えていく。
1923(大正12)年9月1日の関東大震災は、日本の住宅史の一大転換点となった。約46万5000戸(諸説あり)の住宅が倒壊・焼失したが、地震や火災に強い堅牢な建物へのシフトが急速に進み、東京市や同潤会などによって、集合住宅(賃貸アパート)が相次いで開発された。
分譲マンションが登場するのは戦後になってからだ。1953(昭和28)年に日本初の分譲マンション「宮益坂ビルディング」(渋谷区)を東京都が発売し、1956(昭和31)年には、民間初の分譲マンション「四谷コーポラス」(新宿区)が発売された。売り主は日本信販(現・三菱UFJニコス)だった。
同じく1956年に、日本住宅公団(現・UR都市機構 UR賃貸住宅)の賃貸住宅と分譲住宅が登場し、1960~1970年代に大規模な団地・宅地の開発が進められた。これまで6回のマンションブームがあったが、マンションミュージアムのゾーン03「集合住宅の歩み」で、マンションの歴史とそれぞれの時代の特徴的な住宅を振り返ることができる。
住宅と関連する出来事がパネルで紹介され、分譲マンションのパンフレット(約100物件)の閲覧もできる。人気があった数カ所の団地の室内を映像で再現した3Dパノラマウォークスルーも興味深い。部屋の間取り、年代物のテレビなど、当時の生活が映し出される。年配の見学者は懐かしいと感じるだろう。
ゾーン04「暮らしと住居の変遷」は、1970年代の規格型分譲マンションの間取りと現在の間取りを実物大のモデルルームで再現している。トイレやユニットバスなど水回りの進化や居住スペースの広さや快適性にも影響する柱や梁など構造の比較もでき、マンションの変貌ぶりが分かる。
ゾーン05「まるごとマンションづくり」では、AR(拡張現実)を使ったマンション設計のミッションへの挑戦や、工事現場やマンション建設のプロセスを映像で体感でき、ゾーン07「これからの住まい」ではAI(人工知能)や顔認証システムなどの最新技術が住まいをどのように変えていくのかを提示。住宅の未来が垣間見える。(以上)

◆インターネットで楽しめるミュージアム(デジタルミュージアム)一覧 

デジタルミュージアムを19の項目に分類しており、それぞれの項目に、デジタルミュージアムの名称を表示する。クリックすると、基本情報、解説のページに飛び、デジタルミュージアムのサイトに入って行けるようにする。

19項目の分類は以下の通り。
公的機関等のデータベース・検索サイト
ミュージアム検索サイト
デジタルミュージアム検索サイト
国立博物館・美術館のデジタルミュージアム
公的な博物館(国立を除く)のデジタルミュージアム
大学のデジタルミュージアム
世界遺産のデジタルミュージアム
寺社・仏閣・宗教関連のデジタルミュージアム
伝統・民俗・美のデジタルミュージアム
文化・スポーツのデジタルミュージアム
歴史関連のデジタルミュージアム
観光のデジタルミュージアム
戦争・平和・災害関連のデジタルミュージアム
人物関連のデジタルミュージアム
文学関連のデジタルミュージアム
キャラクター関連のデジタルミュージアム
自治体のデジタルミュージアム
産業・製品のデジタルミュージアム
企業のデジタルミュージアム

◆ふらりと、ミュージアムに行こう! 時には精力的に回ってみよう!

さまざまなテーマを設定し、ミュージアムを紹介する記事を作成する。
記事は順次、書き加えていく。
記事の最後に各ミュージアムのデータを掲載する。その場合、以下の要素を入れる。
名称 住所 URL 電話番号 休館日 開館時間 入館料 解説(400字~3000字程度)

テーマの例
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の17カ所のミュージアムは進化を続けている

テーマの候補(その時々の話題のテーマで、全国のミュージアムをまとめて紹介する)
鉄道のミュージアム/こけしのミュージアム/歯のミュージアム/おもちゃのミュージアム/妖怪のミュージアム/

*1日乗車券、循環バスなどを利用したミュージアム巡りを紹介する場合もある。

ミュージアム巡りパスポートの例
ミュージアム17施設をお得に回れるパスポート「金沢市文化施設共通観覧券」 1日券は520円で、3日券はなんと830円
利用できる17の文化施設
金沢蓄音器館/泉鏡花記念館/寺島蔵人邸/徳田秋聲記念館/安江金箔工芸館/金沢文芸館/前田土佐守家資料館/金沢市老舗記念館/室生犀星記念館/中村記念美術館/鈴木大拙館/金沢ふるさと偉人館/金沢くらしの博物館/金沢能楽美術館/谷口吉郎・吉生記念金沢建築館/金沢湯涌夢二館/金沢湯涌江戸村 

◆暮らしやビジネスで活きる「お役立ち情報」

役に立つ情報サイトを紹介する。テーマは以下のように分類。
ニュース/海外ニュース/統計/政治/経済/お出かけ情報/旅行・観光/エンタメ/流行・暮らし/文化・芸術

◆「コラム・記事」 気にかかることをリサーチしてみた!    

単発のコラムや記事のほかに、連載のコラムや記事も逐次増やしていく。ミュージアム以外のテーマでも、好奇心を刺激するテーマを追い掛ける。
外部の識者、ライターにも記事を書いていただく。

■ホームページのトップページに盛り込むもの

▲「ミュージアムの定義」を入れる。
ミュージアムの定義
本サイトでは、博物館、資料館、史料館、記念館、郷土館のほか、水族館を含める。美術館を除くが、特定のテーマやアーチストを常設展示している美術館は含めている。
対象は日本のミュージアムで、URLのないミュージアムを除いた。

▲フッター
ホームページの一番下の項目
利用規定、免責事項、プライバシーポリシー、ヘルプ、お問い合せ、関連サイト、サイトマップ、サイト運営者などを入れる。
ホームページ内の解説、コラム、記事、デザインには著作権、意匠権があることを表示する。

▲サイト運営者の概要
〇〇〇〇〇〇 「現場に行って、見てまわり、知るを楽しむ」をモットーにする知的好奇心集団
代表 前原進之介
連絡先(Email)  info@〇〇〇.com
(以上、ホームページの構成案)

ホームページを作成し、開設するまで時間がかかりそうなので、「ふらりと、ミュージアムに行こう! 時には精力的に回ってみよう!」に盛り込みたい情報を、noteで発信していこうと考えている。  

アマゾンのキンドル出版で、2023年8月、ペーパーバックと電子書籍の小説が発売されました。「権力は腐敗する」「権力の横暴や不正を許さない」をテーマにしており、お時間のある方はお読みください。
『黒い糸とマンティスの斧』 前原進之介著

2023年9月25日発売の「週刊現代」で『黒い糸とマンティスの斧』が紹介され、9月27日にネットで配信されました。「現代ビジネス 黒い糸とマンティスの斧」で検索すると、記事が出てきます。時間があるときにお読みいただければ幸いです。


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