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ゆ♨️

東京にてひとり暮らしを始めてからというもの、部屋にいると不意に心細くなって、寂しくなって、泣きたくなる瞬間がある。


そんなとき、ふと誰かが言った


「銭湯いいよ〜!」


っていう言葉を思い出して、いてもたってもいられず近くの銭湯に駆け込んでみる。
(結果、化粧水とかはぜんぶ忘れた💧)


そしてこれがほんとに大正解。


大きな浴槽でゆったりまったりリラックスできるのはもちろんなんだけど、


なにより人の気配を感じるのが嬉しいし、裸になったらみんな同じ人間なんだと思ってほっとした。

っていうのも、東京ってとにかくカッコいい大人たちで溢れてるなって日々感じていて。

その一方で私はふわふわしていて、どこか浮いてる存在でしかなくて。


でもカッコいい人たちだって、結局のところ服を脱いでメイクを落としてみたら同じ人間じゃんって。

そう気付いてみると、おばあちゃんのしわしわの体も、中年のおばさんのむちむちな体も、
若い人のタトゥーが入って割とごつごつした体も、すごく愛しく思えた。


寂しくなったら銭湯のすゝめ。




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