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あなただから、を増やしていく

『安ければ、安いほど良い!』
そう叫ばれる時代は、もう終わりに近づいていると思っていた。


内装会社に勤めてみて、目の当たりにする現実。

職人さん、1日あたり約20,000円。
あなたはこれを高いと思うだろうか?安いと思うだろうか?
正直、私は安いと感じた。これだけの技術を持っているのだから、もっと強気に出ても良いのに・・・と。


海外に行った友達が言っていた。
「路上販売をした時に、チェキを100円で販売したの。そしたら、現地の友人に『自分で自分の価値を下げてはいけない』と指摘されたよ。」


いつの間にか私たちは、「安ければお客様も手に取ってくれるだろう」と信じ切ってしまっているのかもしれない。

よくよく考えれば、これって、「安ければ買うでしょ?」とお客様を小馬鹿にしているし、
「このくらいの価格でしか自分の作品は売れないだろう」と、自身のない自分を全面に出してしまっている。


もっと価値ある仕事だと、知ってもらうにはどうしたらいいだろうか。


職人さんも一人のクリエイターとして、個人のストーリーを売り出していけば、なんだか面白いことができそうだな、と思ったり。


「あなただから」お願いしたい、に溢れる時代へ。
頑張っている人をちゃんと評価される場所へ導くようなことを。



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