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コーヒーについて

毎朝、必ずコーヒーを飲む。

季節問わず、毎日。

そしてそれはブラックコーヒーでなければならない。

これは自分のルーティンの一つであり、コーヒーを飲まなければ一日が始まらない。
一日が始まるからコーヒーを飲む。これは卵が先か、うんぬんかんぬんである。

でもこれは何も僕自身に限らず多くの人から賛同を得る習慣の一つであると思う。

ではなぜ僕はコーヒーを飲むのか。

それはコーヒーに含まれているカフェインにより覚醒し、身体がシャキっとする!というのは理由としては正しいのだが一番の理由は他にある。

それは何を隠そう、雰囲気なのだ。

缶コーヒーだろうが、オシャレなカフェだろうがブラックコーヒーの大人感が好きなのである。

ある時は社会に疲れた大人を作り、

ある時は意識高い系の大人を演出し、

またある時はウィットに富んだ聡明さを身にまとうことができるアイテムなのだ。

そして僕は一杯のコーヒーを相棒に本を読んだり、作業をしたりするのが好きだ。

もちろんこのエッセイもカフェでブラックコーヒーを片手に綴る。

立ち込める湯気を手元に置き、キーボードを叩く。

これは譲れない時間で省きたくない無駄な時間なのだ。

そういや昔、なにかのテレビか記事で得た情報だがある人物が東南アジアのどこかの国に行った時のこと。
友人と二人でカフェに入り、「トゥーコーヒー、プリーズ」と言ったら店員がニヤニヤしてそのあと女性が二人来たそうだ。

意味が分からなかったそうだが現地でコーヒーとは女性の性器のことらしい。

そこで実際に女性が二人来たお国柄背景はさておき、言葉を知らないまま使う言葉ほど怖いものはない。

僕にも同じようなことがある。

幼いとき、大人の人に分からない言葉を訊ねたとき、それが下ネタだったことを思い出した。
それ以降、知らない用語を訊ねるときこれは下ネタかどうか、文脈を意識して安全と分かった上で訊ねるようになった。
子どもながらに危険を未然に防ぐ方法を身につけたのだ。

そんなことを思い出した午前9時の独り言である。

補足:気になって調べた結果「コーヒー」という言葉が女性の性器を表す国はタイらしい。タイに行く際は気をつけてもらいたい。


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