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奇怪な行動。ちょっと不安になってきた話。

寝る前に決まってやることがあるんです。


それは都市伝説の動画を見ることなんだけれど、この習慣が一日の終わりを告げる行為となっているんです。
一応、都市伝説の説明をします。都市伝説っていうのはトイレの花子さんから人類起源説や宇宙人の話まで。とても幅広くて嘘かホントかわからないけれど、できればホントの方が面白いよなっていうのが魅力だと思う。なぜならそこにはロマンがある気がするから。
そして日常においてモノの見方が変わってくる。夜道を歩いていたらスレンダーマンがいるかもしれないとか、アメリカが宇宙軍を作ってとうとうだなと思ったりとか。

そこで僕が好きなのはnaokimanshowさんとミルクティー飲みたいさん。

最新回も含めてマジで全部見たかなってぐらい見てて、更新がされない時は今まで見た回を見て毎晩眠りに落ちている。


しかし寝る直前に見るものだから、眠りというものに大きく影響される。
どういうことかというと、ほとんどの夢の内容が都市伝説関連のストーリーなのだ。
誰かに追いかけられたり、モンスターや宇宙人みたいなやつに出くわしたり。なんでもない夢もあるのだが、時によっては怖い夢もある。

なので夜中にトイレに行く時は時間帯によってちょっぴり怖いと感じる時がある。ひょっとしたらトイレに行く際に窓から閃光が差してアブダクションされちゃう(宇宙人にさらわれること)かもしれないという発想が駆け巡るのだ。

今のところはもちろんそんな予兆はないのだが、また違う話として僕にはひとつ問題がある。

それは少しばかりの夢遊病の気があるということだ。
妻によると僕が寝言をいうのはしょっちゅうらしい。「コンニャク」という単語を発したり、「溢れる溢れる」という言葉を言ったりするそうだ。そして夜中に突然むくっとベッドから起き上がったりする。
寝言を覚えていることはあまりないのだが、ベッドから起き上がった時は、時間が経ち覚醒すると我に返る。「あーまたやってしまったか」というそんな感じだ。

そこまでは割とよくある話なのだが(あくまでも僕の中では)最近ここにきてまたひとつ奇怪な行動が増えた。

それは夜中、目が覚めてトイレに行くときだ。
寝室のドアを開けて、前に進もうと思うのだが前に進めない。なぜか目の前に布がかぶさり行く手を阻まれている。混乱したまましばらくボーッとしていると徐々に覚醒を始め自分のした行動がわかる。
僕はどうやら寝室のドアを開けたつもりが、クローゼットの扉を開けていたのだ。前に進めなかったのは、ハンガーにかけられた服に阻まれていたからだ。

これはひとつのおとぼけエピソードとして翌朝、妻に話すことが多い。
僕はこのまま異次元の空間に行ってしまうところだったかもしれない、と都市伝説と絡めて話す。
妻は笑って、おとぼけだなぁなんて言うのだが、実のところちょっと心配になってきた。


なぜなら、昨日の夜中もまさにそれをやってしまったからだ。気づいたらクローゼットの扉を開けていた。四月にこの症状が発生し、今回で4回目ぐらいだと思う。我に気づいてその後トイレに行った。用を足して寝室に帰ろうとしたら部屋はどっちだっけ?という感覚になってしまった。これは今まで経験したことのない感覚だった。

都市伝説を見た影響かなと冗談で言っていたのだが、これはひょっとしたら本格的に夢遊病の気があるのかもしれない。

睡眠時遊行症の症状は実にさまざまです。ベッド上で起き上がり、あたりを見回したり毛布をギュッとつかんだりするだけのこともあれば、ベッドから離れてクローゼットに入ったり、部屋を出たりすることもあります。トイレを使ったり、他の人と話したりするかもしれません。クローゼットやくずかごに放尿することもよくあります。また、上階から窓の外に落ちる、車道に飛び出すなどして負傷する例も報告されています。睡眠時遊行の最中は痛みを感じにくいため、覚醒するまでけがに気づかないこともあります。
睡眠時遊行症(夢遊病)
https://e-heartclinic.com/sp/kokoro/yamai_ippan/ippan_sleepwalking.html

まさにこれだ。
ベッドから起き上がったり、クローゼットに入ったりとその症状はあっている。場合によったらクローゼットに放尿したりもするそうだ。そうなればとうとうやばい。意識のないまま危害を加えたり、暴れ出して誰かをケガをさせたり自分がケガをしたりしかねない。



これらの原因はストレスだそうだ。そんなことは言わずもがなである。

自分の意思がおぼろげなまま行動を起こすのってなんとも奇妙だ。本人としても奇妙なのだが周りからしたらもっと奇怪な行動かもしれない。これって都市伝説に使えそうなエピソードだ。
いや、しかし僕はそんなことより安眠したい。また異常があればこの場で経過報告をしたいと思う。

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