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久しぶりのJリーグ観戦

はじめに

今年、ようやくしばらくいけていなかったJリーグ観戦に行くことができました。これまではコロナでの制限があり、スタジアムの人数制限があり、そう簡単に行くことはできませんでした。ようやく今年からその制限が解除され、コロナ前に戻りました。生でサッカーのようなスポーツを見ると、やはり楽しいです。やっと、この感じが戻ってきたという気持ちを書いていきます。

久しぶりに行ったら、まるっきり変わっていた

今年は3試合観戦し、どれもセレッソ大阪のホームゲームです。久しぶりにセレッソの試合を観ようとチケットを買おうとしたら、ヤンマースタジアム(長居スタジアム)からヨドコウ桜スタジアムに変わっており、キンチョウスタジアムのリニューアルがついに終わったのかと思ったのと同時に長居スタジアムで試合をしなくなったのかという一抹の寂しさを覚えました。

最寄り駅に着き、これまでのように行こうとすると、バックスタンドとメインスタンドの位置が変わっており、行き方も変わっていました。一番近そうなルートは通ってはいけないとのことなので、スタッフに誘導されながら、スタジアムへ向かいました。メインスタンド側の席だったので、これまでと違うルートで懐かしいというより、スタジアムは目の前なのにあっち行ったりこっち行ったりでなんかややこしいなって気持ちの方が強かったです。ヨドコウ桜スタジアムのメインスタンド側はJRのすぐそばにあり、昔はその辺りは特に何もなかったのですが、今は綺麗に整備されています。しかし、キッチンカーなどはバックスタンド側の長居スタジアムの辺りに集中しており、いわゆるスタグルを楽しまれたい方はそちらに足を運んでいただいたほうがいいと思います。

スタジアムに着くと目の前にはグッズショップがありました。長居スタジアムで試合をしていた時は常設のショップではなく、テントでできた簡易的なショップでした。ショップから今までと違いました。バックスタンド側は入り口の階段下のスペースで、キンチョウスタジアム時代のメイン入口の辺りになります。香川選手が戻ってきて間もない頃でしたの、グッズは即完売で目当てのタオルは開幕戦では買えず、その次の試合で買うことができました。ショップの横にクラブのバスが停まっており、スタジアムに着いた選手を間近でみることができるようになっています。前は長居スタジアムの下にバスが停まっていたので遠目でしか見れませんでした。

ヨドコウ桜スタジアム
長居スタジアム

さて、スタジアムに入ると新しくなっている分、綺麗というのはもちろんですが、ピッチと観客席が非常に近いです。長居スタジアムは陸上競技場でもあるので、トラックがあり、観客席からピッチが遠かったです。キンチョウスタジアム時代もピッチと観客席は近かったのですが、簡易的なスタジアムだったので、長居スタジアムの規模を引き継ぎ、キンチョウスタジアムの良さを残したスタジアムとなっています。ピッチと観客席が近いと迫力が全く違いますし、ピッチ内での声もよく聞こえます。選手との距離が近くなる分、臨場感が増します。国際試合もできるスタジアムなので、時々、日本代表戦もやっています。

偶然が重なった

セレッソ大阪の会員ではないので、チケットの先行抽選などができません。そのため、チケットを取る時は試合によっては狙っていた席が埋まっているということは珍しくありません。そんな中、今シーズンは開幕戦とホーム最終節を観ることができました。開幕戦はJ2に昇格したばかりのアルビレックス新潟との試合で、ホーム最終節は京都サンガとの試合で関西ダービーと言われる試合です。ホーム最終節とは、シーズンの試合は残っているもののホームゲームが最後の試合で、試合後にそのときにセレモニーをします。シーズンの結果によっては荒れることがあり、初めての終幕セレモニーでJ2降格が決定し、ブーイングの荒らしでした。しかし、今回は非常に穏やかなセレモニーとなり、来期も頑張ろうという雰囲気でした。



今シーズン、観戦した試合が3試合で、アルビレックス新潟戦、名古屋グランパス戦、京都サンガ戦の3試合です。これらの試合の結果がそれぞれ最初から引き分け、勝ち、負けとなり、3つの結果を観ることができました。ここまで綺麗に分かれたシーズンはなく、奇跡的でした。引き分けと負けのときは、ヒーローインタビューはなく、試合が終われば、そのまま解散ですが、勝った時はヒーローインタビューがあり、試合後の楽しみが1つ増えます。


サッカーで一番盛り上がる瞬間は言うまでもなくゴールを決めた瞬間です。あの瞬間は思わず立ち上がるほどです。一番盛り上がるゴールはビハインドがある状態で、同点になり、逆転したときが一番盛り上がります。前半で1点決められているのに、後半で2点返して、後半40分ぐらいでさらに追加点で2点差になるような試合はドキドキハラハラワクワクのすべての感情を味わうことができます。勝ち試合でも逆転した試合は印象に残ります。逆に前半に1点決めて、最後まで守り抜いた試合は少し腑に落ちないときもあります。ゴールが決まった瞬間の歓声はテレビでも聞こえてきますが、スタジアムでは自分が思わず言ってしまい、一体になっていることを体験できます。こういった一体感はスタジアムでしか味わえません。

最後に

サッカーの面白いところはスター選手やうまい選手がいるから強いわけではないというところです。チームの特性は監督の考えと選手のプレースタイルによって変わるものなので、監督の考えと選手のプレースタイルが一致しなければ、スタメンからベンチやベンチ外といったことは往々にしてあります。日本人選手が海外で急に活躍できなくなる原因の1つに監督の考えにマッチしないということが挙げられます。昨年のW杯では、日本はグループステージ敗退が濃厚と言われていましたが、ふたを開けてみれば、ドイツに勝ち、スペインに勝ち、首位で突破しました。ドイツやスペインの選手には強豪クラブで活躍している選手が多く、チャンピオンズリーグで優勝している選手も多数在籍しています。選手層の厚さはドイツやスペインの方が上回っていましたが、そういったことから試合の結果がおのずと決まるものでもないのです。サッカーは組織力の大切さや各々の役割をたった90分で教えてくれるスポーツです。制限がなくなったからこそ、スタジアムで目一杯、声を出すこともできます。あの臨場感はスタジアムでしか味わえませんね。

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