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静けさ

こたつに入り、寝転びながら窓を見上げる
レースのカーテン越しに、庭に植えられた木々の葉っぱが風に揺られていた

しばらく、見入っていた

特に、何をどうしようかなとかは、なかったが
自分は贅沢だなあと感じた

何不自由のない生活、自分がいてもいなくても日常は訪れ、暮れてゆく事実

テレビや音楽、雑音が消えていくのを感じたら、時計の針が耳に響いてきた

話かけられない不安、話しかけられたくない幸せ、二極の思いが交差、交錯しながらも、また窓の外を眺めていた

時は私にとっては有限、私以外にとっては無限

そう感じた

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