「予定がない」という予定
予定がない休日。
学生の頃は、これほど苦痛なものはなかった。
手帳の空白を埋めることに必死だった。
でも今は、何もない休日が
私にとって必要不可欠になっている。
ひとりで、おもむくままに。
目覚ましをかけずに寝て。
ときには平日より早起きをして。
好きなものを好きなだけ作って、食べて。
お昼寝して。
観たいなと思って
お気に入りにしておいた映画を観て。
机に積み上がっている本を読んで。
この世で一番貴重で限りのある「時間」を
自分のためだけに使う。
これほど贅沢なものはないと思う。
未来への不安とか、過去の後悔とか
ただただ悶々と考えても
現実が動くことはない。
だから、今、目の前にある幸せを
めいいっぱい、存分に楽しみたい。
やりたいことには挑戦して、
会いたい人には会いたいと伝えて
大切な人、大好きな人と時間を過ごして
自分ひとりの時間をたっぷり噛みしめて。
いつだって未来は、今の積み重ねだ。
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