ワーママ転職~送別~

こんにちは。きゃしーです。

ワーママ転職マガジンにしてるけど転職活動は終わってしまっていて、転職そのものとは関係なさそうな話題ばかりなのですがもうしばらくお付き合いください。

転職を何度かしているけれど決まって送別されるのが苦手です。「辞めてしまってごめんよ」と「やっほー!辞めたぞ~」が混じってるからなのか?自己肯定感の低さからくるものなのか「私になんて構わないでいいですよ」みたいな気持ちになる。
たぶんそれは辞めた後の職場では数ヶ月、いや数日経てば何事もなかったかのように仕事は進められるし、空いた席も誰かが使うと日常が続くことを知っているからかもしれない。

勤続年数が長くなればなるほど盛大に送別会をやったり毎日のように送別ランチに誘われたりしている同僚もいて、そこに参加し「お疲れさま」を言いたい気持ちになる。送別する側に気持ちの区切りをつけてもらうためにも「てへへ…」と頭をかきながら思い出話をするのも送別される人の役割なんだろうな。

以前退職した人が「退職の挨拶の時は必ず『切腹最中』を渡している」って言っていた。よく謝罪時の菓子折りとして話題になったりもする、アレ。美味しいし風刺が聞いた名前で渡す時のちょっとしたエピソードにもなるので重宝するらしい。

とは言え、私はそんなに「謝罪感」を全面に出したいわけではない。でも、「えっ、なにそれw」くらいのちょっとしたエピソードは欲しい。退職が前向きな気持ちであることを表現したなにかにしたいなぁと頭の片隅に置きながらお盆休みを過ごしていました。高速道路のSAで夫が会社に持っていくお土産のお菓子を一緒に眺めていたら、あった!

鯛せんべい。
鯛の身は一切入っていない鯛焼き的な「ズッコケ感」と「可愛らしいビジュアル」と「おめでたい」感じがぴったり。鯛せんべいはあまじょっぱいぽたぽた焼とも違うし瓦煎餅の甘さや食感とも違う甘さと独特なパリパリ感を持っていて私の好きなお菓子ベスト10には入ってくる。これにしよう。「お世話になりました。めでたい転職ってことで『鯛せんべい』です。」と言いながら挨拶回りをする姿が目に浮かび、鯛せんべいをごそっとカゴにいれました。挨拶回りがちょっと楽しみになった。

今回は家庭の事情で夜の送別会を丁重にお断りしていたのと、夏休みや在宅勤務などで私の最終出社日に部署のメンバーが全員揃わないということもあり、部署では早々に送別の品をいただきました。
「たぶんたくさん持っているだろうから同じのじゃないといいのだけど…」と言って渡された「ぐいのみ」はとても軽くキラキラしていて、これからの生活に色を添えてくれそうです。お酒好き私にと選んでくれたのがとても嬉しく、最終日の夜はこれで「お疲れさま」と乾杯しようと思う。「おつかれさま、わたし」


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