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決算を迎えるにあたり学んだこと

こんにちは。
株式会社Majorの大東直人です。

本日、2022年3月31日をもって、第3期目を終え、来週の4月3日からは第4期目を迎える株式会社で代表をやっている。

会社員時代に経理の仕事をしていたので、会計処理のあたりは少しだけだが知識としてはあるので、自分で会計の対応をやることも多い。ただ、今期に関しては、お陰様で売上もあがり、その分の会計処理もたくさんあり、税理士さんに力を借りざるを得ない状況になっている。
いま決算に向けて、絶賛準備中であるが、これからが本番というところ。

経費のいろは

会計処理をしていくのに、一番わかりやすいのが、売上や原価で、これは販売システムにも登録されていたり、請求書が保管してあるのでわかりやすく対応しやすい。売上ー経費が「粗利」で、今回は「粗利」が前年比を大きく上回る好調な結果となりそうだ。

そして、そこから販売管理費(販管費)の項目になるのだが、こちらはマメに1ヶ月ずつまとめていて、月次で締めていると楽なのだが、1年分放置しているとえらい目に合う。
この法人経費の考え方、捉え方がまさにいろいろあり、専門家でないと迷う部分はたくさんあると思う。
都度、自分も専門家の方に教えてもらったり、信頼できるネットの情報を参考にしたきた。
確定申告も個人事業主のときにしていたので、経費のいろはについてはなんとなくは知っているという認識があった。

共済という国が提供している仕組み

誰と一緒にいるかが大事というのは、ずっと学んできていてこだわっていたが、今回は本当にこだわってきてよかったなという出来事があった。

3月上旬のこと、経営者の集まりに参加をしていた自分は、とある年収で数千万稼いでいらっしゃる先輩経営者の隣に座り、いろんな経営いろはの話をさせていただく機会があった。
そのときに、今期の売上が前年より大きく上がっているという話をしたときに、アドバイスいただいたのが、国の制度で「共済」というのがあるから、調べてやってみるといいよという一言だった。
素直な自分は早速しらべてみることに。

「小規模事業共済」と「経営セーフティ共済」

みなさんは、この「小規模事業共済」と「経営セーフティ共済」をご存知であろうか。自分は恥ずかしながら、全く知らず、先輩の助言で知り、今回の決算でもかなり影響のあったサービスとなる。

2つは微妙に違うのだが、ざっくりいうと将来の蓄え的な保険的要素を含みながら、何かあったときは借入もでき、最強なのがなんと掛け金を年度の前払いができ、それが損金算入(経費計上できる)という点である。

もう一度いう。
掛け金を年度の前払いができ、それが損金算入(経費計上できる)のだ。

つまり、2023年度分を、2022年3月に前払いをすると2022年度の経費に計上できる。それも、「小規模事業共済」だと、月でMAXが7万円(年間84万円)で「経営セーフティ共済」だと月でMAXで20万円(年間240万円)となる。場合によっては、節税対策にもなり、なんともありがたい仕組みとなる。
細かい要件はたくさんあるので、別途勉強することをおすすめする。

無知が一番危険とはこのこと。

これからも学び続ける

正直、まだまだ経営をするにおいて、知らないことが多すぎる。知らないだけで大きく損をしているかもしれない。もちろん仕組みに固執しすぎるのはよくないが、全く知らないのも違うかと。
自分が実際目の当たりにして知ることが多いので、これからもチャレンジしながら、2023年度もさらなる飛躍となる1年にする。

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