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アントレプレナーシップ育成講座の起業のための実践講座を受けて

12月9日に卒業制作発表会のあったアントレプレナーシップ育成講座。ところが卒制で終わりではなく、5日間にわたる実践講座が始まった。なんと講師はSUNABACO代表の中村さん

12月21日、12月25日の講座を受けた感想を書こうと思う。
まずは新規事業のうまく行かない原因のお話から。


特に「おまえのやりたい気持ちはおいておいて市場はあるのか」というお話がすごく刺さりまくり。

サステナブルを広める活動をしたいと思っていて、起業するのか非営利団体として活動するのかを何年もグチグチと悩んだ挙げ句、世界を大きく変えたいならビジネスにしたほうが良いという猫山課長のアドバイスをいただいて、こうやってビジネスについて学んでいる。

でもサステナブルを広めたいのは私のエゴなんだよね…。みんながサステナブルに興味がないのは痛いほど分かっている。つまりサステナブルは市場が小さい。

ビジネスの設計としては「良いサービスが実はサステナブルだった」を目指すべき。それなのにサステナブルなことを全面に出したくなってしまい、ついついビジネスとして成り立たないような「こんな世界があったら良いな」になってしまう。

そして最後にリーンキャンバスの書き方のレクチャーがあり、その部分を何度も振り返りながら私なりに書いてみた。

二日目の講義は提出したリーンキャンバスを中村さんに講評してもらえるという、驚きの内容!

私が提出したリーンキャンバスも講評していただいた。

私が書いた課題は
・ファッション業界がとても環境負荷が高い
・衣服の寿命が短く、長く愛用してもらえるようにデザインされていない
・人と服の関係がサステナブルでない。

中村さんが導いてくれた課題
・気に入った服が傷ついた時に、メンテナンスがしたいけれど、どういうメンテがあってどこでやってもらえるか分からない

つまり、私があげた課題は、ファッション業界の課題であって、ユーザーの課題ではない。ここは「サステナブルなものを使いたいと思う人の課題」をあげる必要がある。

講評中に中村さんに「なかじまさんは、しんどい思いをしてもサステナブルができる」と言われたが、実はしゃおりさんにも同じように言われたことがあって、私自身の落とし穴はココだなと思った。サステナブルに興味のない人の気持ちを理解することが必要で、たくさんのインタビューが必要で、マーケットをとりに行くには、この部分をクリアにする必要がある。

前回のnoteでは、「顧客に求められるものを作るために、まずはデータを集める」ことが必要そうだと書いたけれど、それよりも先にサステナブルに興味ある人・ない人の気持ちや行動原理のリサーチが必要だと思った。

講評中に皆さんのご意見もいただけて、嬉しかったです。
ありがとうございました。

受講生の方々が書いたリーンキャンバスの講評を聞くのも、中村さんが秘密にしたいビジネスの秘訣が聞けたのも、とても勉強になりました。


大変お世話になっているSUNABACOについてはこちらから


アドバイスをくれた猫山課長のnoteはこちら

一緒にWEB制作をしているイラストレーターのしゃおりさんのnoteはこちら


私が起業をしようと決心した経緯についてはこちらの記事から

課題図書についてはこちらから



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