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「三流シェフ」を拝聴して、テキスタイルデザイナーを目指していた頃を振り返った

子どもたちの体調不良で出鼻をくじかれたような気持ちになりつつも、そもそも子どもたちの存在がサステナブルを広めたいという気持ちの原動力なんだよなと改めて考えた先週。


一週間が立ち、三連休が明け、今週こそは!と迎えた月曜日。
が、また子どもたちの体調不良。次女は微熱。長女は早退。
かかりつけ医の診察枠は一杯で取れず、自宅療養。

そんな中、この一週間の間のインプットについて考えたことを書いておこうと思う。

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Audibleで青木真也さんの「空気を読んではいけない」三國シェフの「三流シェフ」を拝聴。青木さんも三國シェフも我道を行くタイプ。けれど、どちらかというと三國シェフのお話がかなり刺さりまくりで、ずっとそのことについて考えていた。シェフという仕事が想像以上にアーティスティックだったことと、パリで修行されていたお話が、20代の頃にイギリスでテキスタイルデザイナーとして勉強していた頃が思い出され、あのときの私に足りなかったことの答え合わせができたような感じだった。

私に足りなかったことは仕事への情熱や真摯さを表現すること。

テキスタイルデザインの仕事をしている時はそれなりに良いものを作っている自信はあった。けれども作品を人に見せるときは毎回かならず緊張するし、もっと良いものができたかもしれないという不安や葛藤と隣り合わせだ。

それらのネガティブな感情が全面にでてしまうことで、作品ができるまでの真摯に向かい合ったり、情熱をもって積み上げた時間を感じてもらう事ができていなかった。

作品に対する良い評価はもらえても、仕事につながらなかった売り込みの原因は、私に対する評価が「この人に仕事を任せても大丈夫かしら?」だったんだと思う。

仕事の結果がどうなるのかは予想はできるかもしれないが、結局のところ終わりを迎えないとわからない。となると結果が良くなるようにどれだけ真摯に仕事をしてくれそうか、コミットしてくれそうかが鍵になるのではないのだろうか?

若かりし頃の三國シェフの瞳は、周囲の大人たちを動かすほどのキラキラで、それは努力を惜しまない天才のみ手に入れられるものかもしれない。

とはいえ凡人にもできることは山ほどある。

ネガティブな気持ちを全部おさえこんで、「私の作品を選ぶあなたのチョイスは正解です」という雰囲気を態度で示すことはできるはず。

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そしてもう一つは、目標を言葉にすること。

自分の能力や実績が云々はおいておいて、行きたい場所をちゃんと言葉にすることは大切だと改めて思った。三國シェフは「お前があそこで働けるわけない」と周りの人に言われても、働きたい場所をずっと言い続けていたし、そこで働くためにできることを何でもしている。

叶わないこともあるけれど、予想もしなかった新しいドアが開いたりして、新しいドアの向こうに思わぬチャンスに巡り合ったりする。

どれだけ願っても、その願いを口にしないとダメだ。
少しでも現実を動かすこと。千里の道も一歩からと言うけれど、その一歩がどんなにショボくても、行動に移して、現実世界を動かすこと。

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この2つのことは、サステナブルを広めるために取り組んでいることや、今いただいているWEB制作のお仕事にもつながっている。

例えば自分の仕事の値段をつける時に、手を動かした時間以上の付加価値の部分にちゃんと値段をつけること。不安な気持ちに引っ張られて、安く値段を設定することは、「安くしておくので失敗してしまうかもしれないけれど許してね」という自分勝手な保険でしかない。

ちゃんとクライアントさんが安心できる様な態度で接すること。私がヘナヘナした態度だと、「この人の言うことを聞いて大丈夫かな?」と不安を与えるだけで、良いことは何もなくて誰もハッピーじゃないなと思った。



これからは周りの人に「あなたなんかに出来るわけがない」とか言われても、行きたい場所は言い続けよう。「こんなポンコツの私なんか」と不安になっても、ぐっとこらえよう。どんなに小さな一歩でも積み上げよう。


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財務について苦手意識があったのですが、優しく書かれていて良かったです。


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