ここがワタシのanother sky
人間、いくつになっても辛いことはあるもんだ。
聞けば、人には「幸せ」と「苦しさ」は均等に、存在するらしい。
2021年、「風の時代」と騒がれ、自分らしい生き方をする人、それが認められる人、羽ばたいていく人など、多く見受けられる気がする。
ワタシの周りもそうだ。
やれ「書籍化します」だの、「コラボが決まりました」だの、頻繁にSNSなどで見かける。
最初は、それを快く思わなかったワタシがいる。
「自慢しやがって!」という、いわゆる嫉妬である。
全く持って、残念な人間だったなぁ。と今は思う。
それが「人」である。と言われてしまえば、それまでだが、ずっと他人と比較して生きてきた証拠でもある。「比べる必要はない」「比べるのは、昨日の自分」など、言い聞かせても、無理な話だった。
そんなワタシが今は、平然といられる。嫉妬心もない。
比べることをやめたのではなく、そもそも「ベースが違う」「たどり着く場所が違う」と考え出したからだ。
例え最終的な境地は一緒だったとしても、方法も違う。もっと言えば、その偉大さに「大小はない」と辿り着いた。
それを支えてくれているのが、写真のオーストラリアはゴールドコースト。
夢であったデザイナーを達成し、20年近く広告業界に身を置いたワタシが、もう思い残すことはないと業界に決別した日。そしてご縁で叶えた「外国の地」だ。
すでに13年の月日が流れているが、生き方を180度変える程の濃い滞在の中で、写真を見るたびに、その時の現地へ心ごと運んでくれる。
その時のワタシになるために。
もっとジブンらしく、生きるために。
ゴールドコーストがワタシのanother sky
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