見出し画像

英国iFI社製小型DAC iDSD nanoについて

自分は、持ち歩き用で小型のデジタルアナログコンバーター(DAC)&ヘッドフォンアンプを持っています。前回ゼンハイザー製ヘッドフォン・モメンタムのことを書いたときにチラッと見えていた銀色のやつです。

iFI nano iDSDは、世界最小かつ、ポータブルな、バッテリー駆動の、本格的なDACであり、あらゆるハイレゾフォーマット(PCM、DSD、DXDなど)をネイティブに再生することが可能なDAC&ヘッドフォンアンプです。

コンピューター、あるいはiPhone、iPad、AndroidをUSBケーブルで接続、コンピューターとスマートフォン経由したPCM(16bit/44kHz〜32bit/384kHz)、DSD(2.8〜6.2MHZ)、DXD(353/384kHz)の音楽を再生可能で、手のひらサイズのシャーシにオンボードでリチウム・ポリマー・バッテリーとヘッドフォン出力端子を搭載したiDSDは、ハイエンド・システムと同じように、並外れた性能を発揮します。通常のデジタル入力付きのアンプのためにSPDIF同軸デジタル出力端子も装備しています。自分はこれをノートパソコンとUSB接続させて使っています。

DACでは有名な米国Burr-Brown社製のDACチップを搭載しており、その性能は折り紙付きです。

iPhone、iPad、Androidなどのスマート機器は、携帯電話としての存在からポータブルのハイエンド・コンピューター・オーディオ音源としての存在に変化、これらのスマート機器は、高解像度のPCM/DSD/DXDオーディオをネイティブでエンコードし、伝送することができる処理能力を備えており、iDSDは、同様にそれをネイティブでデコードすることができるので、このハイエンドの“トランスポート+DAC”の組み合わせは、驚くべきサウンドを手のひらサイズの大きさで、移動中でも家庭でも楽しむことを可能にしてくれます。

2013年にリリースされたSONYのハイレゾ・ウォークマン®(F880シリーズ、及びZX-1)は24Bit/192KHzまでのファイル再生に対応するばかりでなく、SONY 純正オーディオ出力用USB 変換ケーブルWMC-NWH10を経由することによって、ハイレゾでnano iDSD と接続できます。

iDSDはオンボードの作動時間10時間超のリチウム・ポリマー・バッテリーを搭載しており、音の点で言えば、iDSDは通常の雑音の多い電源ではなく、バッテリーで駆動することができるので、 音が優れているということで、第2に、iDSDはパワフルな80mWのヘッドフォンアンプによって、ハイエンドのポータブル・オーディオを楽しませることが出来るという点です。

iDSDにはクリスタル・クロックが内蔵されています。AMRによって供給されるこの「クロック」は産業用以上の軍需レベルの温度補正マスタークロック・モジュールで、不要な振動周波数の発生を避けることができます。こういったクリスタルは全体のデジタルノイズを軽減し、ジッターを無くしてくれます。

iDSDは、見ただけでもすぐにわかる精密なアナログ・ボリューム・コントロールを備えています。2倍、さらには3倍も高価な製品に匹敵する品質です。そのなめらかな動きは、なめらかなサウンドを反映しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?