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パイオニア SE-CH9T イヤフォン その2

前回紹介したパイオニアSE-CH9Tイヤフォンですが、大変人気みたいで現在品薄状態となっているようです。この音質、この値段(約1.2万円)でMMCXリケーブルに対応した製品は他に見たことがないですから人気なのも頷けます。

ところで、このイヤフォンはイヤーピースが標準でS/M/Lと3種類付属します。そのままでも良いのですが、Sでは小さすぎるけれどもMでは大きすぎるという場合、他社製のイヤーピースを探すことになります。自分の場合しばらくSで使っていましたが、やや小さすぎるようで、かといってMサイズでは大きすぎるといった所でした。

ただ、問題はSE-CH9Tは下の写真のようにノズル部分が太めで短く、他社製でフィットするものはあまり多くはなさそうです。その中でも使えそうなものが見つかりましたのでレポートします。

まず1つめで使えたのが下の写真のコンプライのTS500です。プラスチックの内筒部分を押し広げる感じでイヤフォンのノズル部分に押し込めばセットできます。ただ、コンプライのSサイズでも全体に大きめな感じで、他に使えるものを探しました。

次に使えたのが下の写真のJVCのspiral dotシリーズです。このMSサイズがSE-CH9T標準付属のSサイズとMサイズの丁度中間くらいのサイズで自分にはピッタリでした。

下の写真が実際のspiral dotのMSサイズです。写真では分かりにくいですが、内側にspiral dotが確認できます。

イヤフォンのノズル部分とイヤーピースの取り付け部分はピッタリ一致している訳ではない(spiral dotのイヤーピースの取り付け部分の方が小さめ)ですが、イヤーピース側の取り付け穴部分を広げるように押し込めば下の写真のようにちゃんとセットできます。

イヤーピースは装着性と音質両方に重要ですので、耳へ付けてもすぐ取れてしまうとか、低音が物足りない(だいたいはイヤーピースが合っていないことが多いです)というときはきちんと耳に合うイヤーピースを探した方が良いです。耳にフィットするJVC spiral dotにすることで楽に装着できて取れにくく、かつ音質的にも低音もしっかり効いており満足できるものとなりました。コンプライTS-500も音は良いのですが、サイズがどうしても大きめなので装着性はやや劣る感じでした。なお、このイヤーピース内側のspiral dotは音の濁りを防ぐ効果があるとのことです。JVC spiral dotはサイズも5種類と多く、よりフィットするイヤーピースを探しやすいかと思います。

なお、eイヤホンの店舗ではイヤーピースを買う前にイヤフォンにセット出来るかとか、装着感などを店員さんに頼めばお店のテスト用のイヤーピースで試せますのでお勧めです。eイヤホンだけかも知れませんが、お店によってはJVCのspiral dotもメーカーの6個セットではなく、単品のバラ売りをしている場合があります。

ちなみに今回バランスケーブルもNOBUNAGA Labsの「雷切」にしています。MMCX接続タイプの2.5mm4極バランス接続に対応しており、BL-AKX1の4芯ケーブルとは違って8芯ケーブルと太くなっており、ケーブル自体もしなやかで軟らかくBL-AKX1よりタッチノイズも少なめです。音もOFC8芯・銀メッキケーブルのためかBL-AKX1より何となく綺麗で良い感じです。

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