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英国EU離脱決定と日本

昨日は英国の国民投票でEU離脱派が勝利し、株式や為替市場は大混乱しました。実際のEU離脱は2年後ですから、それまでに英国は自分で立って歩けるくらいの力をつける必要がありますが、主な産業が金融業だった英国は、EUの一員でありながら独自通貨ポンドを持ち、EUの信用力を背景にヨーロッパの金融センターとして活躍するのは最早無理になったと思います。英国にとって大変厳しい時代が来たと言えます。

今回のEU離脱の背景にはEU諸国間の激しい賃金格差(英国の平均賃金は日本円にして月収25万円くらい、かたやEU諸国の賃金が低目の国々は月収4〜5万円くらいで、そりゃぁ皆さん英国に行きたがりますよね😅)やISの台頭等により、不必要な移民の英国への大量移入が背景にあったと言われています。ご存知の通り、EU内は往き来自由で、元々英国に住んでいた方々も、新しくヨーロッパ大陸からやって来た方々も等しく扱われ、大量の移民で学校や病院はパンクし、住む場所にも事欠く大変な事態に英国は陥っていたようで、そういう意味では英国民がEU離脱を選択したのも宜なるかな、と言ったところです。

今回のまさかの英国EU離脱決定で、元々EU離脱反対派が強いイングランドは英国連合王国から独立する可能性が強まりました。また、EUに属することで鳴りを潜めていた北アイルランドも独立を画策する可能性が高いです。北アイルランドはかつてIRAという過激派の拠点で、連合王国との確執は100年に及びます。EU諸国でもギリシャ、スペイン、オーストリアを始めとして、EUから分離独立する動きが高まり、事実上EUが瓦解する可能性が非常に高まりました。

今の世界の状況は、日本中に大名や小名、国衆が群雄割拠した戦国時代に近いと考えます。ISなどは戦国時代の一向宗と考えれば分かりやすいでしょう。この世界戦国時代は東西冷戦終了直後から始まっています。おそらくこの混乱は相当長引くと思います。

差し詰め、今回の英国EU離脱は、かの名門武田家滅亡に相当する衝撃度です。そして今年秋、まさかのトランプ大統領誕生ということにでもなれば……

「本能寺の変」級の衝撃度と言えます😆💦💦

この先の見えない世界を生き延びるのは相当な情報収集力と知恵と優れた戦略が必要です。日本の置かれた状況は言わば周りに徳川、上杉、北条に取り囲まれた、信濃の真田の郷のようなものです。真田昌幸クラスの世渡りがまさに必要です。まさかのトランプ大統領誕生ともなれば……

真田昌幸「これより日本は誰の下にも付かん……」
真田信幸「なんと❗️」
真田昌幸「どんな手を使っても、わしは日本を…この地を守り抜いてみせる…!」

真田昌幸「大博打のはじまりじゃぁ❗️❗️」

このくらいの気概が今の日本には必要ですね😅💦

#今の世界情勢はまさに戦国時代 #先の見えない時代 #今の日本は真田丸ならぬ日本丸 #真田丸 #真田昌幸クラスの戦略が必要な時代 #超円高時代到来

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