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SONY NW-WM1Z その2

SONYのハイレゾウォークマン®、NW-WM1Zのその後の感想です。

エージングで化けるNW-WM1Z

このウォークマン®はエージングでかなり音が良くなります。前のノート記事SONY NW-WM1Zでも少し書きましたが、最初の数時間、100時間、200時間近くでどんどん音が良くなってきます。今は総再生時間180時間くらいですが、開封直後とは音の出方がまるで違います。開封直後と違って、180時間経過した状態では音のリアルさ、広がり、深み、低音から高音にかけての伸び、空気感など全てにおいて良くなっています。

NW-WM1Zの電源を最初に入れたときに上記の画面が出るのですが、確かに書いてあるとおりNW-WM1Zの本来の性能を発揮するためには200時間程度のエージングが必要なようです。

ハイレゾ音源だけでなくCD音源も高音質

このNW-WM1Zの嬉しい所はハイレゾ音源だけでなく、44.1kHz-16bitの普通のCD音源もハイレゾ音源のように高音質に再生してくれることです。これはCD音源や圧縮音源の高音域を補完し、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることでハイレゾ相当の192kHz-32bitの高解像度音源に変換してくれる「DSEE HX」という機能のおかげです。ちなみに「DSEE HX」は色々設定が選べるのですが、自分は「スタンダード」に設定しています。下図はSONY公式サイト http://www.sony.jp/walkman/products/NW-WM1Z/feature_1.html からより。

NW-WM1Zに採用されている「DSEE HX」は従来機種よりもかなり性能が良く、CD音源にありがちな平板な感じではなく、自然な残響効果が付加されたような感じで音に立体感が出るようになり、音の粗さも目立ちにくくなりより滑らかな感じになります。

日本も高品質な製品を長く売る時代に

これまでの日本のメーカーは高機能だが、メーカーが本来出せる性能を出し惜しみする感じの製品にして、製品サイクルを短くして利益を重ねて来ましたが、それほど高機能ではないが高性能かつ低価格の海外製品に押されてこのビジネスモデルは通用しなくなってきました。日本もこれからはそのメーカーにしか作れない高性能で高品質な製品を長く売る時代になってきたのではないかと思います。それほどまでにこのNW-WM1Zの音質・品質は素晴らしく、このレベルの製品は今後なかなか出て来ないように思います。

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