見出し画像

教室が世界の全てに見えていたあの頃の自分

東日本のとある県、とある田舎町に生まれた私。

学年で1クラスしかない田舎町で、保育園から中学校までほぼ同じクラスメイト。

これには問題があり、スタートダッシュをミスると早々に詰むのです。
私は思い切りこのパターンで、あんなに長い歳月同じ空間にいたにもかかわらず話せる人はほとんどいません。

当時は、朝から帰るまでほとんど誰とも話さず、下を向いて無意識のため息をついて、意味もなく机の中を整理したり、辞書を読みながら静寂を凌いでいました。

ここで、世の中で言われている言葉をひとつ。

学生時代が1番楽しい←

当時の私が一言。
は、、?この地獄が、1番楽しい時期...?
これより地獄とは???

今の私から一言。
なわけないだろ。今が一番楽しいわ!

教室の中が世界ではないのです。どれだけ睨まれようと、パシられようと、足を踏まれようと、グループLINEで無視されようと、言いがかりも孤立も全て!
世界の話ではなく、その教室内のその30人の中での空気感から来ている負の連鎖。

と、今なら言えるけど、当時の地獄の中ではこんなこと思えるはずもなく、今思えば鬱なんじゃないかくらい暗い性格でした。でかいため息ばかりで、前髪を長くして顔を隠して、人と目も合わさず、声も通らない、、、、。暗黒期。

今は自由です。睨んでくる同級生もいないし、無理やり学校行事に出されないし、同級生のはずの輩の権力に従うことも無い。

写真は先日ひとり東京5日旅した時の夜行バスからの眺めです。学校に行かなくても良くなってから、すごく楽しい!生きてて良かった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?