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栃木麺辞苑其ノ壱 限定麺という一期一会

季節限定、曜日限定等々限定というワードはラーメン好きの心をいたく擽ぐるものである。
その情報は月曜日の朝9時くらいから10時半にかけてXやインスタでフォローしているラーメン屋さんからもたらされる。
それを昼に弁当を食べながら吟味して一週間の夕食の献立(訪れるお店)を決めるのが近年の日課となっている。
今回は自分が最近食べた中から限定に対して気合いの入っているお店を挙げていきたい。

和風ピンポン竹末(小山市)
限定と言って一番に思い浮かぶのは竹末さん。
限定だけでも平日、金曜日、週末と3種類あり祝日には別バージョンがあることも。しかも月替りでそれぞれタイプの違うものを提供してくれる。限定は麺だけに及ばすご飯ものにもある。それだけのメニューを日々考え、仕込み、調理をするなんてもう超人としか言いようがない。

背脂煮干し鯛塩らーめん(2023年10月金曜限定)


アメノオト(佐野市)
押しも押されもせぬ佐野屈指の人気店。スタッフの方が週替わりで限定をやっていて、レギュラーメニューとは傾向の異なるラーメンを提供してくれる。作り手の好みによってさまざまなバリエーションを楽しめるのが特徴である。

スタまぜそば
生姜香る和風中華そば(味玉入)


麺家ゐをり(佐野市)
カフェのような店構え、見やすくてわかりやすいメニュー、デザートを楽しめるなど女性が気軽に入れるお店を目指されているゐをりさん。
そんなゐをりさんも限定に関してはちょいちょい尖った品を出してくる。その最新作がたまニボ(たまり醤油と煮干しのラーメン)である。
たまり醤油は色は濃いけどまろやかなのが特徴。煮干しのえぐみをマイルドにする良き相棒。もうすぐ完売とのことなのでご興味持たれた方は急ぐべし。

たまニボ


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