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宇宙漫遊記第2話:宇宙会議への招待状

皆さんこんにちは!
第1話を読んでくださった方本当にありがとうございます。
あの内容が沢山の方々に読んで頂けたことに宇宙人ならびにハイヤーセルフも大変喜んでおられました。
それでは第2話もお楽しみください!
第1話を閲覧されてない方は物語になっておりますので、下記リンクから第1話を閲覧頂けたらと思います。

第1話:最初のコンタクト~宇宙人との船旅~


宇宙会議への参加

今回のスタートは暗闇からだった。
1m先には光の玉の様なものが見える。
そして彼(男性性の魂の故)は僕に尋ねた。

「君は人生がどうあれば幸せかい?そしてこの命をどう全うする気なんだい?」

これに関して以前までの僕であれば答えられなかっただろう。しかし、今の僕であれば明確に答えることが出来た。

「僕は自分の良心に従い続けるだけです。そうすると僕と僕の隣人は幸せになります。そしてこの現象は僕の隣人がそのまた隣人へと波及します。そうすることでやがて多くの人が幸せになると考えています。」

文章で打つとこんな感じだが、魂(以下、スピリット)との会話は基本的にテレパシーだ。
だから僕はこのイメージを水溜まりに落ちる雫が外に波及していく様なイメージで伝えた。

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すると彼は、
「とても素敵な考えだね、気に入ったよ。」

と話した瞬間に世界がワープした。
そこは大きな円形の会議室であった。そこには沢山のスピリット達が席に着いていた。明らかに空間はワープしたが僕の霊的能力不足で見えていないスピリットの存在や感じることが出来ないテレパシーがあることを認識した。

その中の一人が僕に日本語を使って声を掛けてくれた。(経験上日本語を話せるスピリットはかなり稀)
「ここは宇宙会議の場だ。今回は君の意見が面白かったので呼び出させてもらった。」

宇宙会議というものの何かお堅い会議が行われてる訳ではなく、学校の休み時間の様な空間でそれぞれが会話を楽しんでるようなイメージだった。その中で僕は日本語を話せる宇宙人と1対1で質疑応答の様な形で話をすることとなった。

聞かれた内容としては、
・以前宇宙人と話した内容
・その後人生がどう変化していったのか
・僕たちが一緒にセレモニーをしている仲間の話
・家族の話
などである。

話が弾む中で話の規模は世界や地球、宇宙レベルの文明や経済、未来のことにまで話は達していた。(もちろん普段そこまで考えたことはない)
テレパシーはお互いが脳内のシミュレーションを共有できる仕組みとなっている為、地球や宇宙の話を教えてもらっている時はとてもワクワクしていた。

その中でふと世界平和の話題となった。(今思うと最初からこの話題を話すつもりだったことが分かる)
そして世界平和を実現する為のシミュレーションゲームをすることとなった。やり方は簡単で、今の人類に対してプログラムを足すことで変化した人類をシミュレーション上で観測できるようなものだ。
※プログラムを足すという表現をすると違和感がある人も多いと思うが、地球はいくつものプログラムの中で成立している星だ。要は自然に発生したものではなく、製作者がいるということだ。
そして、僕は3つのプログラムを宇宙人と話し合いながら決めた。

①世界平和の定義
これは最も重要な部分だ。ここを僕たちは、
『世界中の人が自分という存在に納得している』
ということにした。
納得していると言うと多少表現が分かりにくいが、自分の存在に対して「自分はこれでいいんだ!」と思えてる状態が近い様に感じる。

②何をしたら世界が平和になるのか
ここに関しては明確だ。世界中の人が良心にさえ従えば世界は平和になる。

③自分自身何から始めるのか
当たり前だが、近しい人こそ良心に従い大切にすることだ。そしてその結果人生がどの様に変化したのかを沢山の人に知ってもらうことだ。

この3つのプログラムを起動をさせた結果世界が平和になっていく様子を僕は観測することが出来た。(このシミュレーションというのは実際に人類に組み込んだ際にそうなる。というものではなく、あくまで自分の頭のイメージ展開によって形成されている。)
そして感動している僕に対して宇宙人が、


「君は世界平和を望むかい?」

と聞かれた。僕はそんな規模の大きな話は考えたこともなかった。しかし、シミュレーション上では世界は平和になり、何よりそれを見た僕自身が一番ワクワクしていた。僕は答えた。

「僕にやれるならぜひやりたいです!」

決意をした僕に宇宙人はにっこりと笑った。
しかし、ここで宇宙人からあることを言われた。

あなたの思想と相反する人がいた時にどう対処するのか

これには答えることが出来なかった・・・。
なぜなら僕の考え方は【世界中誰しもが幸せになりたいと思っている】という前提が存在している為だ。しかし現実は全ての人が幸せを望んでいる訳ではなく、不幸を望む人(無意識に不幸を望んでる人も多い)も存在している。そういう人は自発的に人を傷つけその不幸の雫がどんどん波及してしまうからだ。しばらく沈黙が続いた後に宇宙人が話した。


「君には最も強力なパートナーが存在しているだろう。彼に相談してみるといい。」

彼が見せてくれたイメージは、このアヤワスカの世界を教えてくれ社内研修として海外まで渡航させてくれたジョニーさんだ。

そして宇宙人は大きなヒントを残す一言をくれた。
「君が望む世界平和に最も近かったグループがビートルズだ。彼らはまさに雫そのもので曲やライブを通して多くの人に世界平和を意識付け雫の波紋を世界中の人に浸透させた。君たちならきっと世界平和に出来るよ、頑張ってね。」
と最後に励ましの一言までいただいた。しかし、僕は正直ビートルズに関してはほとんど無知だった。ただジョニーさんは大のビートルズファンであることは知っていた。

最後の一言を聞くと僕のトリップは一気に目覚め、現実に帰ってきた。
僕は宇宙人に言われた通り絶賛ぶっ飛んでるジョニーさんを無理矢理起こしては、「相談があります!」とだけ話し、ホテルに併設されたプールサイドまで足を運んだ。


そこで僕は起こった全てのことをジョニーさんに伝えた。
僕自身はその瞬間の興奮と勢いに任せて話した。しかし、逆の立場になってみたら自分の社員が急に宇宙人と世界平和に関して話したなんて言ったら、「頭がラリっておかしくなってしまったのか・・・。」と思うだろう。(いや、思われてただろう。)

しかしジョニーさんは冷静に、
「我々の任務は世界平和にあるってわけやな?」
と返した。

いざ自分でもそう言われると自分が大それたことを言っていることに恥ずかしかった。
しかし、僕はワクワクしていた。なぜなら今まで人生なんてものは適当にお金を稼いでは、適当にやりたいことをやって死ぬだけの人生だと考えていたからだ。それが宇宙人と話したことで人生における明確な目標が定まったからだ。

その後はお互いにどんなトリップをしたのか。ビートルズが世界にどの様な影響を与えたのか。などを二人で思う存分に話し合った。とても幸せな時間だった。そして、この現象を引き起こしてくれた全ての人達への感謝で溢れた。

こうしてこの日、僕の目標は“世界平和”という大それた目標へとなったのだ。


第3話:シャーマンとしての初仕事は結界師!?

あとがき

今回も最後まで閲覧いただきありがとうございました。
本編中に出てくる世界平和の話ですが、この経験からしばらく経ったある日ジョニーさんが、


「地球は他の星とは違い様々な生物達が混在している。だからどれだけ親身になろうが分かり合えない人達も多い。だから平和な世界を創造するには波動の合う人達でグループを組んで、合わないグループを尊重をした上で干渉しないことが重要。」


と話しました。この話は世界平和=全世界の人と仲良く共存するという固定概念を持っていた僕からしたら目から鱗な内容でした。
そして宇宙人が話していたジョニーさんに相談しろと言った理由とその答えをこれだと今では確信しています。

それではまた第3話でお会いしましょう。
最後まで閲覧ありがとうございました!

SHINN



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