1970年代の漫画がおもしろすぎる

ふとした流れで『ベルサイユのばら』『伯爵令嬢』がおもしろいよ、と勧めてもらい手に取ってみると、休日を1日引きこもるほどハマってしまいました笑

本は年間100冊ほど読み、漫画も毎週10冊は読むほど本や漫画好きなので、これまでも色々な作品を読んできました。が、ここまでのめり込んだのは久々で。

初めて、漫画『BLUE GIANT』『かくかくしかじか』を見つけた時、小説『聖の青春』に触れた時のような、ぐわーっと感情が押し寄せて、次のページをめくりたいような、でも立ち止まりたいような、期待ともったいなさが同時に押し寄せてくる感覚でした(言い過ぎかもしれません笑)。

過去に読んだ70年代の作品も含めて、紹介してみます。

ベルサイユの薔薇

今回オススメされた作品で、1972年に描かれたものです。

ルイ15世やフランス革命、マリーアントワネットは実在していた人物なので、高校の世界史などで馴染み深い方もいるかもしれません(実際 著者の池田理代子さんは、小説『マリーアントワネット』を読み、感銘を受けて書き始めたとのこと)。

個人的には、『エースをねらえ!』以上の衝撃でした。
まるで宝塚を想起するほどイケメンな女性のオスカル(宝塚歌劇団でも舞台化して大成功したそう)。

そんなイケメンでありながら、胸が焦がれるほど、身をもがくほど、感情渦巻く恋に落ちます。激情とはまさにこのこと。

ついハマってしまい、休日ずっと読みふけり、読了後は重い内容の詰まった長編映画を見終わったずっしり感が、、どうしても誰かと感想を共有したくなること必死でした笑

伯爵令嬢

こちらも今回オススメしてもらったもの。1979年の作品。

憧れや憎しみ、欲望が渦巻いて、混沌とする情景がこれでもかと登場します。が、舞台は華やかな貴族社会。表面的なやりとりの裏側で見え隠れする感情の数々がこれまたおもしろい。

また、没頭はしながらも、登場人物の計略すら、どこか漫画という作られた物語の上を歩いているようで、謀りごとでありながら、最後は失敗するとわかっているような不思議な感覚。これは初めての出来事でした。

演じきるのは非常に高い壁がありそうですが、ドラマにしてもおもしろそうです。絶対みる笑

まんが道

前職の社長がオススメしていたのを見つけて読みました(ビジネスの文脈ではなく、自分が子供のころに読んで面白かったよ、という意図です。悪しからず笑)。

1970年に、かの藤子不二雄によって描かれた、漫画家を目指す少年たちの話で、わかりやすく言えば『バクマン。』の70年代版でしょうか。

著者は「実話7割、フィクション3割」と話していたそうですが、手塚治虫のような実在する人物も登場しますし、彼らの苦しみや必死さ、「売れてやるんだ...!!」という情熱、飢餓感が伝わってくる作品です。

エースをねらえ!

尊敬する友人に勧められて読了しました。

1973年に描かれた作品で、当時『エースをねらえ!』の影響で、皆テニスを行うようになるほどの社会現象を巻き起こしたんだとか。読むしかない。

で、初めて昔ながらの少女漫画になったわけですが、「目が大きすぎる」「キラキラが激しい」「スポ根感がすごい」など、想像に難くない感想を得ました笑

ただ、読み進めてみると、主人公 岡ひろみの苦悩、コーチ宗方仁の愛情がひしひしと伝わってきて、これまたのめり込んでしまいます。

秋田書店と集英社

『まんが道』や『伯爵令嬢』は秋田書店。
秋田書店といえば、チャンピオンですが、有名どころでは『刃牙』『BEASTERS』なんかが代表作にあります。似ても似つかない笑

一方『エースをねらえ!』『ベルサイユのばら』は集英社。今なお、漫画界に君臨するジャンプを出している出版社です。

今から約50年も前の作品たちなので、当然いまの時代の作品とは芸風も異なれば、ストーリーもまるで違う。ただ、古典書から感じ取れる、人間変わらないもんだな、、という感覚や感情の数々が漫画から感じられて、とても新鮮な時間になりました。

なかなか手が出づらいものですが、少年漫画に読み飽きて、何か挑戦したい方にオススメです笑

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庭瀬紀寿

LINE → ユニオンテック(建設領域のベンチャー)| シェアハウス9年、毎週日曜日は銭湯に通っています。本・漫画・スポーツが好き

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