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結婚式に参加して初めて泣いた話

最近は、毎月恒例のように結婚式に参加していますが笑、今日は学生時代の先輩の結婚式でした。

結婚式にも慣れてきていたものの、披露宴で初めて泣くという、我ながらびっくりな出来事もあり、片手で数えられるほど好きな結婚式となりました。

画一的になりがちな結婚式

結婚式もビジネスの枠を出ないので、最初に何をして、次に何をして、何時間で終わらせる。1日2回開催して、売上は....という世界です。

が、主役のお二人の出会い方も、家族の形も、結婚式に参加する人も毎回違う。だからこそ、一番幸せなお祝いの形も毎回違うはず。でも形式的な形を超えられない。

いつも結婚式に参加する度に感じていた違和感でした。

形式が嫌いな先輩

天然なのか...??と錯覚させるほど、普段はゆるゆるしていて、究極的には楽しければ何でもOKと思っている人です。

ただ、ゆるゆるしながらも、老若男女問わず「それって本当に楽しいの?」と問いかけ、楽しいと思える方に巻き込み、気づけば皆が先輩の意見を実現しようと努力している。いつもそんな景色を作り出す、不思議な雰囲気を持っている先輩でした。

もちろん結婚式も、参加してくれる人たちにとって、本当に楽しいものなのかを考えて作ったんだろうなーと思うところが、随所に散りばめられていました。

例えばこんなコンテンツ

先輩と奥さんが、同じ質問に答えていきます(すべて先輩自作の動画作品)。

こんな形で2人が写り、「初対面の印象は?」「自分ってどんな人だと思う?」....たくさんの質問が出てきて、その1つ1つにお二人が答えていました。

その答えるまでの間も、表情も、回答も、その人の色が出てすごくおもしろいんですよね(しかもだいたい正反対の回答..笑)。

ふとしたサプライズ

また、奥さんが時折「孤独感を感じる」「友達が少ない」と話すことがあったらしく、先輩が奥さんに内緒で、奥さんの親友たちやご家族にインタビューに伺い、昔話や奥さんのことを聞き、動画を作成していました。いわゆるサプライズというやつ。

単純に愛があるなーと。一番大好きな人たちが集まる場所で、一番嬉しいであろうサプライズをする。冥利につきますよね。自分のいつかやりたいなぁと思わされました。

結婚式を妄想して泣いてしまう笑

最近、周囲の人が自分を形成してくれているなと感じてきました。ある一言に救われたり、悩んだり、その人のために頑張ろうと思ったり。やはり人ってそういうものだなと。

披露宴に集まっている人たちは、これまで主賓の2人が関わってきたコミュニティの中でも、一番特別な時間を過ごしてきた人な訳で、そこにいる人たちによって彩られてきた人生だと言える気がしています。そして、その一端に自分も入れていることはとても幸せなことで。

今回、先輩夫婦の間柄に愛が溢れているなーと心底感じ、何よりすごく楽しい時間を過ごせたからこそ、自分ならどう感謝を返すだろうか、楽しんでもらえるようにするだろうか...と妄想していました。

人より家庭環境が複雑だったため、人に助けられた思いを強く持っているのですが、これまで関わってきた人たちの顔が頭に浮かんできて涙が溢れるという事態に...。

映画館で『湯を沸かすほどの熱い愛』を見て以来泣いたので、自分でも驚かされました笑

幸せな感情に溢れた場って良いものですね。

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