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「アイドル楽曲大賞2023」に投票した曲。

「アイドル楽曲大賞2023」に投票した曲です。


【メジャーアイドル楽曲部門】

1位:めっちゃオンリーユー/DIALOGUE+

90年代J-POP感を思い出させるシャッフルビートが最高です。いわゆる「懐かしさ」を感じる音楽って様々あると思うんだけど、3連符というだけでなんだかわけもわからず「懐かしさ」に泣きそうになってしまう。なぜ。特に、日曜の夜に聞くと。

2位:COCONUT/NiziU

彼女たちを生んだ「Nizi Project」もいつの間にかシーズン2が始まっていて、自分がボーッと生きている間に物事が一周したんだな…と驚かされる2023年。アルバム、楽曲自体ももちろん素晴らしいのだけど、クールを重んじてるように思える純粋なK-POPにはあまり感じられない「健康美」というか「元気美」というか…映像を見てても、僕の目の前でシャボン玉のようなエネルギーがパチンパチンと弾け飛んでるフレッシュさをこの3年間キープし続けてるのが嬉しい。「元気美」と書くと元気美佐恵さん(「元気が出るテレビ」出身の元女子プロレスラー)が脳内を横切りました。

3位:kyo-do?/私立恵比寿中学

こ、こ、これもヤマモトショウ先生サウンドなんですか…。ヤマモトさんの曲の好きな要素の一つとして、ハミングの気持ち良さがあるのだけど。この曲もイントロや間奏の【♪トゥートゥートゥルットゥ~】が聞いていて楽しい。fishbowl「熱波」の【♪(ねっ)パッ パラッパッパ パラパッパッパ~】もお気に入りです。

4位:シーラカンス/日向坂46

AメロとBメロは裏拍が多い上に、かなり変則的。それがフリだったかのように、サビではしっかりと一拍目を踏みしめるようなキレイな表拍のメロディがとことん気持ち良い。秋元さんのような自分の親くらいの年齢で、お金にも絶対困っていなくて、この歌詞を書けてしまうというのが才能を越えた何か過ぎてちょっと怖いくらいすごいと思うんだが…。どんな脳みそしてるんだろう?60も過ぎて、メンバーほどの年齢の男女の心の機微などなかなか想像しづらいし、そもそも頭が回んなそうだし、生活の豊かさにかまけて創作意欲が湧かなそう…などと、もし自分だったら悲鳴上げてると思う。

5位:楽の上塗り/CYNHN

サビが始まるとスッとビートがクラップだけになって、いわゆる「落ちサビ」の状態になった…かと思えば、8小節後にダンダカとドラムが戻ってくるアレンジに揺さぶれた。弾けるようなピアノロックが好きです。


【インディーズ/地方アイドル楽曲部門】

1位:八月/fishbowl

コンスタントに楽曲がリリースされて、それでいてどれもいい。それを地方からちゃんと日本列島に槍を刺しにいってる感じが本当にいい。その槍、ライブアイドルシーンから少し遠のいているおじさんにも刺さっているのだから本当にすごい。
今年のTIFで一年ぶりに彼女たちを見たんです。パフォーマンスはもちろん、顔立ちもすっかりアイドルのそれに成長していて…正直、今しっかりアイドルを生で見るタイミングってTIFぐらいしかないんですが、一年前に定点観測で見る楽しみってこういうところにあったよな~、などと呑気に感じてます。

2位:好きな人の好きな人/アップアップガールズ(2)

イントロは「こんなん嫌いな人いるんか!?」って一周まわって怒りすら感じするほどのアイドルディスコ。だけど、Aメロはベースがジャズのような動きで「ハンバーガー目当てで入った店だけど、バーガーよりも先に手をつけたポテトも美味いんかい!」的な嬉しさがありました。
最近知ったのですが、(仮)のかつてのメンバーがほぼ卒業してしまい、(2)の方がほぼ先輩グループみたいな感じになってるんですね…時代の巡りって光の速さだ。

3位:LATE SHOW/文坂なの

デフラグ後のPCのように…10年ほど前はキュッと一か所に情報がまとまっていて、みんなそれぞれ好きなアイドルがいてもSNSを追っていればなんとなく分布図が把握できていたライブアイドルシーン。今は群雄割拠なんてどころでなく、宇宙に無数に散らばっている感じ。ファンもアイドルも各々が好きなところで好きなようにやってる時代なんだな。そんな中、恥ずかしながらこの曲で知ることとなった関西方面で活動をしている文坂さん。「セルフプロデュース」と偏に言っても色々やり方があるだろうけど、どうやってここに、この音楽に辿り着いたのかが気になる人。

4位:天の川ぶち壊す!/小日向由衣

眉村ちあきや桐原ユリは実際に生でライブを見て十分すぎるくらい衝撃を受けているんだけど…阿佐ヶ谷劇場の三傑の中でいまだに唯一勉強不足なのが"レジェンド"小日向由衣。「七夕の逸話に対しての怒りによって生み出された曲」という時点もうすでに面白い。

5位:キミは太陽/九州女子翼

筑田氏のディスコアレンジを全身でめいっぱい浴びられる、言うことなしの曲。大好き。最近「オールナイトフジコ」を見るのが生きる楽しみの一つなんだけど…筑田さんのアレンジ曲を聴いていると、福岡の女子大生ユニット・CQC'sの楽曲群が恋しくなる。特に「ゆるふわweekend」。もうあれ10年以上前なのかよ…。


【アルバム部門】

1位:王国/fishbowl

ジャケットがディープパープル「Fireball」オマージュという時点でもう最高。本当に今年一番聞いたんじゃないかと思う。

2位:DIALOGUE+2/DIALOGUE+

アニメがだいぶ勉強不足なので、みなさんがそれぞれどんな活動をされている声優さんだとか曲がどのアニメの主題歌だとかは正直よくわからないのですが、DIALOGUE+の曲は声優ポップスを飛び越えて僕のような音楽リスナーにも響くような楽曲ばかりなのが非常に楽しいです。「コーヒーって普段そんなに飲まないけど、この店のは好き!」のような。

3位:UNIVERSE/九州女子翼

九州女子翼を初めて見たのは、デビューから翌年の博多どんたくだと思う。その頃に比べて、筑田サウンドが何の違和感もなくしっくりくる女性に仕上がっていてアルバムを聴いて、MVを見てウットリしているおじさんです。

【推し箱部門】

fishbowl

今年のTIF、フジテレビ本社前のステージがマジで楽しかったんです。というか、TIF専用にノンストップミックスされたセットリストが繋ぎ方も含めて衝撃で。フェスを普通のライブと同じステージングにならないようにしっかり仕込んでいたというのが伝わってめちゃめちゃ感動。いつか静岡に行ってちゃんとライブ見てみたいな…。

来年も良きアイドルソングに出会えますように!

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