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東京でも熊本のアレを食える。(前編)

どうも。

新生活シーズンも落ち着いてきたこの頃ですが、故郷から離れて生活をしていると、「地元でしか売ってないアレ食べたいなぁ・・・」と思うことってないですか?

ボク自身も熊本から上京してしばらく経ちますが、そんな「グルメ・ホームシック」に苛まれることがたまにあるんです。

そこで今回は全国津々浦々・・・というワケにはいきませんが、東京近郊でも味わえる熊本のアレ(九州全域で販売のものも含む)、探しに行ってみました。

(※一応、銀座や吉祥寺に熊本県の物産館があるのですが、今回はそれらを利用せずに遂行です!)



■ブラックモンブラン(竹下製菓)

九州のスーパーやコンビニには必ず常備してある「ブラックモンブラン」。

佐賀県の竹下製菓株式会社が販売する40年の歴史のウルトラロングセラーなアイスクリームは、関東ではおなじみのお菓子専門店「おかしのまちおか」にあります。

下段に似たような感じのアイスがありますが、真ん中にあるのがブラックモンブラン。

雄大なモンブランをバックにしても似合うのは、もはや野口健かブラックモンブランぐらい。

ブラックモンブランの特徴はなんといっても、この当たりつきゲーム

僕が子供だった頃の「当たり」は、シンプルにもう一本貰えるぐらいだったんですが、今はQUOカードなんか貰えっちゃったりするんですね。

ゲームも時期によってさまざまで、現在は野鳥の絵柄を揃えるゲームのようです。

チョコクランチがコーティングされています。

少しでも動かすとクランチがボロボロとこぼれてしまうので、地球の自転よろしく動いてるか動いてないかぐらいの感じで食べないと部屋がクランチだらけになってしまうので要注意。

食べ進めるとゲームの結果が見えてきました。

何の惜しさもなく、容赦なくはずれです。

まぁ、昔もそんなによく当たるものではなかったのでこんなもんです。全然関係ないですけど、棒アイスって食べ始めはいいんですけど、棒の近くになると木の味がアイスに混ざってイヤだなぁと思うのですが、大人になった今でもイイ解決方法がないです。どうにかならないでしょうか?



■うどん(ウエスト)

「讃岐うどんのコシが強い麺も美味しいけど、たまにはヘロヘロの博多うどんが食べたいなぁ・・・」と思ったらココ。

九州を中心に展開しているうどんチェーン「ウエスト」です。「熊本のグルメじゃないよ!」とお怒りの方もいらっしゃるでしょうが、熊本でも割と手軽に食べられる博多うどんといえばウエストなので、特に何も問題はないのです。

地元では「ごぼう天肉うどん」をよく頼むのですが、こちらの千葉の店舗では肉うどんの取り扱いがないようなので、ごぼう天とかき揚げ丼のセットを注文。

直感で頼んだものの、よく考えれば揚げ物だらけですね。

本州で「ごぼう天」というとおでん等に入ってるような練り物を指しますが、博多うどんのごぼう天(発音は「ごぼてん」)は天ぷらです。

このささがきで一つずつゴロゴロと揚がってるのがたまらないのです。

ちなみに今回訪れたのは私用がてら訪れた佐倉店(千葉県)ですが、都内だと町田にも店舗があるようです。



■カフェ・オ・レ(らくのうマザーズ)

熊本に生まれ育ったら一度は口にしたことあるはずの「らくのう牛乳」を作ってるブランド、らくのうマザーズ商品の自販機が酪農会館(代々木)なる場所にあると聞きつけました。

酪農会館とは、「全国酪農協会」の本部があるところなのだとか。

確かに建物の前に自販機がありました。

この中で、よく飲んでいたのはカフェオレなのでポチッと購入。

ブレるほど高速で左右に動くくまモンがプロモーションしてくれています。

気を抜いているカフェオレは、この成分表の種類別名称の欄が「コーヒー入り清涼飲料」という分類になるのですが、さすが牛乳屋さんが扱ってるカフェオレとあって乳成分が多めの「乳飲料」。

だからどうってことじゃないですが、「乳」がついてるとついてないのとでは、ついてる方がちょっとイイ物を飲んでる感じがしませんか?

しかし、懐かしい味!

大人になってもカフェオレはおいしいもんです。

のんびりカフェオレを飲んでいたら、自販機の隅に気になる商品が・・・。

あ、怪しい・・・。怪しさの塊でしかない。

せっかくなので買ってみます。

1000円のガチャガチャみたいなドキドキ・・・はさすがにないものの(50円だし)、何が出てくるのかは気になります。

さて、出てきたのは・・・

なんとコーヒー。アタリ・・・なのかどうかは分かりませんが、ハズレではないっぽいです。紙パックのコーヒーなんて飲んだことないので、ちょっと得した気分。「なんでもいいから喉を潤したい!」って時に50円お楽しみボタン、オススメです。



■ジョイフル

九州のファミレスチェーン「ジョイフル」が1年ほど前に東京・赤坂に進出したというウワサを入手。

『あんなオシャレビジネス街に、(地元では)部活帰りの学生やマダムがはびこる「ジョイフル」が・・・?』と耳を疑いましたが・・・

ありました。

ありましたけど、やっぱりちょっとオシャレです。

呼び出しボタンもちょっとオシャレで、押すと「ピヨピヨピヨ・・・」と鳴きます。

店内にちょっと春が来た感じがしていいですね。

僕自身あまりジョイフルで何を食べて、実家の最寄りのジョイフルがどんな雰囲気だったかを思い出せないので恐縮ですが、とりあえず見た目で美味しそうな「ペッパーハンバーグと若鶏の唐揚げ」を注文。

そういえば、むかし家族でジョイフルに行ったとき、唐揚げのセットを頼んだ僕が一口食べて「ちょっと思ってた唐揚げと違う」と口答えしたら『じゃあ、食べるな』と母親に怒られた記憶が、唐揚げを箸で持ち上げた時に蘇りました。

お母さん、ジョイフルの唐揚げはちゃんとおいしいです。



■いきなり団子(杉養蜂園)

熊本の郷土料理「いきなり団子」は、塩っ気のある蒸し生地の中にあんことサツマイモが入ってるお団子のことです。

熊本の蜂蜜ブランド「杉養蜂園」のアンテナショップ(巣鴨)に売っているとのこと。

ありました。

アツアツのヤツもその場で食べられるし、冷凍でのテイクアウトも可能だとか。ハチミツ屋だけに「はちみつ入り」というオリジナリティに期待が膨らみます!

買いました。

このズッシリとした重みに懐かしさがこみ上げます。

中を割るとこんな感じ。

デロリンと溢れ出てくるんじゃないかと思う程、サツマイモがトロットロ。

う、うまい・・・。

そもそもサツマイモがめちゃくちゃ甘い!その甘さを殺さないようなつぶあんとハチミツが絶妙で、コレはいくら食い進めても飽きが来ないぞ…。

レジの近くで食べていたら、おじちゃん(店員)が親切にお茶をくれました。

味満点、サービス満点のいきなり団子、最高でした。


<後編>ではガッツリなグルメが続々登場ですよ!

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