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人間たち、オモコロのYouTubeを観ようぜ

オモコロって知ってますか?

知ってるという方は青春時代を少なからずインターネットと過ごしていますね。キチンと整頓された明るい部屋に居ると落ち着かない人たちです。私も〜!!!

学生時代グラウンドでサッカーしてた男性やスカートを3回折ってた女性の皆さんは知らないと思うので解説します。オモコロとは2005年から運営されているwebメディアで、おもしろくて緩い内容に特化していることが特徴。

多分オモコロで1番有名なのがこの人。

本人Twitterより引用

ARuFaさん。Twitterで定期的にバズってて、にも関わらず今のところ炎上してないというすごい人。令和のインターネットにおいて「炎上してない」ってもうアドバンテージだよね。

最近個人で出した曲(個人で出した曲?)の作曲家が逮捕されてしまった可哀想な人でもある。

そんなARuFaさんはオモコロでライターとして活動されている。まずはつべこべ言わずにこれを読め。俺らって人生でめっちゃ着替えてるわけだしウォータースライダーの中でも着替えられるっしょ!という記事です。

すごい。こういう企画を文字で表すのがオモコロの唯一無二なところだと思う。普通は動画にするでしょう。文字にした方が面白い。それが本当にすごい。普通は無理。

こんな感じで、振り幅はあるものの全体的に「オモシロ」に振っているコンテンツがオモコロ。Twitterを好んで使ってる人との相性が良すぎる。pixivユーザーとかも結局好きだと思う。


でも私が今日書きたいのはオモコロの記事についてじゃない。私が書くより実際の記事を3個くらい読んだ方が魅力がダイレクトに伝わる。

今日はオモコロがやってるYouTubeを観て〜!という話です。


そう、オモコロはYouTubeもやっている。

1つは「オモコロチャンネル」
先ほど紹介したARuFaさんをはじめ、オモコロの副社長である永田さんなど比較的「オモコロの記事とかTwitterで見たことある〜」というメンバーで構成されている。

「スープストックのブラウンシチューはもはやレジェンド級」より

色々なことをやってるんだけど、大きく分けると「記事でやったことを動画にしてみる」「ひたすらモノ食って酒飲む」の2つ。オススメは断然後者です。

もう1度言います。オモコロチャンネルの、ひたすらモノ食って酒飲む動画を観てくれ。

なんかね〜〜これはもちろん観る人によって分かれることだとは思うんだけど、オモコロは動画にした方が面白そうな企画は記事の方が面白くて、記事にした方が面白そうな企画は動画の方が面白い。(※あくまで個人の感想です)

隠されたエロ本を永田ママが探すやつとかもいいんだけど、やっぱりあれは記事で読んだ方が笑える。記事の方が限界まで削って面白い一言だけを抽出するからかな。

さっきのスープストックを全種類食べる動画とか、この世のランチパックを全部食べる動画とか、本当にいい。

「これってどうなの?」→「いや美味いじゃん!最高!」というフォーマット。オモコロの食いまくり動画は大体これなんだけど、結局これが1番いい。おじさんたちがひたすらご飯を食べて、時にはアレンジしたりもする。そしてひたすらお酒を飲む。

オモコロチャンネルのメンバーはwebライターであり、YouTuberではない。だからこそチャレンジメニューを作る回でもちょけ過ぎない。3割は「これやったら美味くなるだろ!」という気持ちがちゃんとある。基本的にウケを狙ってわざとゲテモノを作ったりはしない。最早おじさんたちが所属する家庭科部である。そういうアニメありそう。

これとか。せいぜい納豆にタルタル入れるくらい。それも面白いと思ってやってる感じを前面に出す感じじゃない。あくまで「どうなん?!」がベース。個人的には安心して観れるかってYouTubeで動画を見る時に結構重視するのでありがたい。


あとね、

本人Twitterより引用

超個人的にオモコロチャンネルの魅力はこの人、加藤亮さんにあると思っている。加藤さんはオモコロチャンネルではトップバッター担当、所謂「基準点を作る人」である。器用で料理ネタは大体失敗しないし、色々なこと知ってるし、動画は他の人の発言をなんでも拾ってくれることでも有名。

アルバイト先の先輩に加藤さんがいたら最高だな。穏やかで怒らなそうだし、ちょっとタチが悪いお客さんにも波風立てずに対応できそう。私の好きなメニューを覚えててくれてまかないで作ってくれそう。(全部妄想です)

見た目イカついけど穏やかで教養のあるおじさんが観られるだけでも動画として価値がある。そう思いませんか?思わないですか?

ともあれ、おじさんたちの安定感のあるトークとひたすら飯を食らう様子を作業動画のように観られるのは良い。化粧中とか寝る前とかにボーッと流しておくにも丁度いい。おすすめです。


2つ目は「ふっくらすずめクラブ」
名前が最高、名前だけで優勝。

こっちは先程のチャンネルより元気。元気というかテンポがいい。メンバーが全員若いとか明るいとかではないんだけど、オモコロの太陽モンゴルナイフちゃんがいるので。彼女がいればそこはワイキキなので。淡々とした動画はオモコロチャンネルより少ない印象。

「何でも背脂をかけたらええねん!背脂チャッチャ会」より

そもそも僅か3か月前に立ち上げられたチャンネルで、オモコロチャンネルよりも歴はかなり浅い。

でも明るいモンナイちゃんとかまどさん、落ち着いたマンスーンさんとヤスミノさんの組み合わせがベストマッチで、オモコロチャンネルと比べて会話の渋滞も少ない。バランスという意味ではオモコロチャンネルよりも安心して観られるチャンネルかもしれない。

ふっくらすずめクラブの良いところは「語彙力」だと思う。冒頭の背脂を何にでもかける動画もそうだし、ふっクラの動画には検証系のものが割とある。そういう時に、メンバー全員コメントの語彙力がすごい。

これとか。塩おむすび食べる動画って絶対難しい。だって感想が米と塩からしか出てこないんだもん。でもこの4人は違う。そもそも食材の違いが分かるメンバーが多くて、特にモンナイちゃんとマンスーンさんがすごい。違いが分かる上にそれを言語化できる。

オモコロチャンネルで塩おむすびなんて食べたら「うめー!」か「んー?」しか出てこないのに。(それはそれでファンとして愛おしい)

あとはね…

Twitterから引用
Twitterから引用

この2人が超タイプ〜!

顔が地味で眼鏡が似合う暗そうな男性、国をあげて守ってほしい。この2人は先ほど挙げた加藤さんと違って同じバイト先でも大して仲良くなれないと思うけど。でも好き〜

「どっちがどっちか分からない」という節穴のために一応紹介します。上がマンスーンさん、下がヤスミノさんです。どちらも顔がいいですね。ロングコートダディ堂前さんと顔の構成が同じ。

好きな顔の男性が喋っているところを観れるのは本当にいい。2人の声とか話し方もこの顔面から出そうな感じなので、好きになる人は絶対に多いと思う。こういう中の人のパーソナルな魅力みたいなものは記事では伝わりづらいし、それが感じられるのはYouTubeの特権ですよね。


そもそもオモコロ自体めちゃくちゃ面白いコンテンツで、私のグレーの青春を薄いグレーくらいには彩ってくれた。そんなインターネットの人たちが時代の流れに乗ってYouTubeを始めてくれた。動いて喋ってもりもり食べてくれる。それだけでインターネットの中で生きてる者としてはアガるものがある。

インターネットともTwitterともオモコロとも縁がない人もいるでしょう。羨ましい人生だ。でもおじさんたちが黙々とモノを食べ大きな声で笑っている映像はそんな人たちにも「なんかいいな」を与えると思う。

オモコロチャンネル、ふっくらすずめクラブ、共によろしくお願いします。

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