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もし透明人間になった時の対策

透明人間に憧れたことは
あるだろうか?

SF物の能力では
(特に男性陣から)人気である。


何をするかは人によるが、
もしも透明人間になったら
どうなるかを真面目に考察する。


まずは透明人間の定義だが、
この様にしたい。

1.他者から視認できない

2.他者から視認以外で知覚可能

3.物理法則は適用される

4.透明以外の変化はない

5.透明になるのは自分だけである


2をわかりやすく言えば、
匂いや音で存在は感知される。

何をしてもバレない
ということではない。

4に関しては、
透明になった以外に身体的変化や
すり抜けるなどの能力はない
ということだ。

5は触れているものは透明にならない
ということだ。

もし服を着たら、他者から服だけ
見えている状況になる。



さて、以上の条件を踏まえて
もし透明人間になったら
どうするだろうか?

まずは生き延びることを考えたい。

身体的変化はないため、
飲食物を摂取することは可能である。

食料さえあれば大丈夫そうだ。

だが、どうやって調達するか?

従来のやり方ではできないだろう。

金銭でのやり取りというのは
相手を認識して初めて成り立つ。

視認できない人と
金銭のやり取りができるとは思えない。


親や友人に頼んでみる?

もし事態を受け入れる事が出来れば、
生活は保証された様なものである。

しかし、急に透明人間になったことを
説明し、理解する人はそうそういない。


仮に誰も頼れない状況だとしたら、
どうすればいいか?

通販は良い方法かもしれない。

こちらは商品を選択して、
注文するだけである。

受け取りという課題を
クリアできればだが。

受け取りボックスがある住居なら
十分可能だろう。

あるいは口頭で
「玄関先に置いといて」
などと言えば可能かもしれない。


もしも犯罪をも厭わないのであれば、
万引きも方法としてはある。

まさに透明人間ならでは
といったところである。

しかし注意しなければいけない。

5のルールによって
手に取ったものは視認できる。

もし商品を持ち歩こうものなら、
商品が宙に浮いている状況になる。

なんとも成功するとは思えない。


また、外を歩くときも危険だ。

なんせ他者から視認できないため、
平気で人とぶつかりそうになる。

もっと言えば、
車や自転車もかなり危険だ。

透明人間にとって、
外はかなり危険らしい。



次に考えるべきはお金だ。

まず、普通に働くことは不可能だ。

透明人間が出社できるはずがない。

となると視認されなくても
お金を得れる職にすべきだろう。

幸いパソコンなどは打てるので、
ネットを使うに越したことはない。

現代はプログラミングや
アフィリエイトなどで稼ぐことが
可能である。

これでお金の心配も
努力次第で解消されるだろう。


これらを組み合わせれば、
不自由ながら生活できそうだ。

しかし不便極まりない。

お店で買えない、外は危険、
直接のコミュニケーションは
ほぼ不可能・・・

透明人間になったら
何の為に生きていけばいいのか。

特にコミュニケーションに置いて
とても気の毒だ。

こう考えると、
日頃行なっている些細な事も
生きる上で重要だと感じる。

人が生きるには
誰かと関わる必要がある。

もしも私が透明人間になったら
孤独感から精神を病んでしまうだろう。

挙げ句の果てに自殺する事も
大いにあり得るだろう。

透明人間になって最初にやるべきは、
コミュニケーションできる相手探し
なのかもしれない。


以上が私の考える
透明人間になった時の対策だ。

こういったことを考えるのも
一興といったものだ。

皆様も真面目にくだらないことを
考えてみてはいかがだろう?

意外と止まらなくなるかも知れない。







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