STORY#2 初夏のベロアパンツ

ようやくお日様が出てきた。
台風一過の青空のようにとても空気が澄んでいる時の陽の光は、なんとも言い難い優しさを含んでいる。海とかで水中から天を仰いだ時にみる光景と似ているんだと思った。

そんなゆるりとした日に着たのが、光沢のあるパンツ

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ベロア素材なのだが、リゾートパンツのようなゆったり感があるので全然暑く感じることなく、むしろ風を含んでちょうどいい温感だったり。白いTシャツとかに合わせても可愛く着れそう。ヒールを履かないと引きずるくらい長い目な丈なのだが、歩くたびに余った布が揺れ動き、そこがお気に入りでもある。

この服が何をモチーフにデザインされたかはわからないけれど、今日の天気みたく、水中から空を見る景色のような、魚の鱗のようなキラキラ感。ひらひら動いて、鱗みたいって、なんだか人魚っぽいとかロマンチックなことを考えて調べたら、人魚って日本では妖怪なんですね...

Bye!

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