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自然界の営みは、人間のからだの営みそのものです

Sep 23, 2005(楽天blogより)

自然界の営みは、人間のからだの営みそのものです

秋分の日です
秋のお彼岸の中日です。

お彼岸にお墓参りに行く人も少なくなっている中、
ここ雑司が谷霊園では朝早くから静かに墓参する家族が
目立ちます。
夏目漱石、泉鏡花など著名な方々のお墓にも立ち止まって手を合わせる人もいます。普段は静まり返っている霊園もこの期間は霊前に供えられた蝋燭の火が揺らぎ、線香のかほりが漂い、愛らしい花々が墓地を明るくします。

彼岸はこの日を中日として前後7日間を指します。
今日は太陽が秋分点を通過する時刻であり
それが陽暦9月23日頃に当たります。
太陽は真東から出て真西に沈み、昼夜の長さが等しい日です。

この自然界の営みは、
わたしたち人間のからだの営みそのものです。
組み込まれた自然の摂理によって、生き、死んでいきます。

からだの動きも、自然の動きも同じものです。
人間も自然の一部だからです。


「今ここにある自分のからだの裏(なか)には
 地球の歴史のすべてが籠められている」
              野口 三千三

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