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自分の意見を(場所を選んで)言っていこう ちきりん「自分の意見で生きていこう」

私の敬愛するビリギャルこと小林さやかさんが、「#読書の秋2022」に推薦図書を出していました。

これは便乗するしかない!と思い、読書感想noteを投稿したいと思います。 

今回取り上げる本は、ちきりん「自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ」です。

元々知っていて、いつか読んでみたいと思っていた本なのですが、今回をきっかけに読み切りました。

今回はこの本からインスパイアを受けたことと、私の意識していることをあわせてご紹介します。


「自分の意見を持つこと」がなぜ重要なのか

著者のちきりんさんは、社会派ブロガーと言われ、社会的な関心事に積極的にコメントをしています。

関心が高い事柄について意見を持つことは、反論されたり、炎上するリスクもあると思います。

それなのになぜ、ちきりんさんは発信を続けているのでしょうか?



大量の情報が氾濫している現代社会において、誰もが「いいね」やコメントなどの「反応」をすることができます。

しかし、他人の意見に対して「反応」しているだけでは、その人がどういう人なのか分かりません。

自らの意見を持つことで初めて、自分がどんな人なのかを伝えることができます。


加えて、これだけインターネットに溢れている情報をもってしても、「自分がこれからどうすべきか」「社会はこれからどうあるべきか」など、絶対的な答えが存在しない問題もたくさんあります。

こうした問題に対して、いつまでも調べているだけでは、永遠に行動をとることができません。

私たちに必要なのは、情報収集もさることながら、「答えがない問題」に対しても自分の意見を持ち、何かしらのアクションをとっていくことです。


大まかにまとめると、意見を言うことで自分の人柄を伝えること、「答えのない問い」に対して行動すること、この2つのために意見を持つことが重要だと、ちきりんさんは言います。


「意見」のための良質なインプット

自分の意見を持つことは重要ですが、判断のためにはある程度の情報収集は必要です。

ここからは、まさに私の「意見」になる訳ですが、インプットは良質な本や記事などに限定して行うべきだと思っています。


私が大きな影響を受けているのは、ロルフ・ドベリ「News Diet」です。

この本の著者は、世のニュースは一切見る必要がないと言い切っています。

なぜならニュースは、見る人の注意を引きつけることが目的であり、良質な情報を届けることが目的ではないからです。

ネットニュースやSNSは顕著ですが、過激なタイトルや煽るような内容のニュースがネット上には溢れています。


こうした記事を見ても、何か学びを得られる訳ではないのに、ついつい見続けてしまうようにデザインされています。

それは、ニュースの目的が、できるだけ長い時間滞在し多くの記事を読ませることであり、学びを与えることではないからです。


もちろん良質なニュースや記事も存在すると思いますが、大量の無用なニュースの中から有益な情報を探すのは困難です。

いっそ振り切って、ニュースサイトを見るのはやめて、しっかり時間をかけて作られた本や記事にインプットのリソースを割く方がいいと思います。


私は年間100冊以上の本を読みますが、ネットニュースはほとんど見ませんし、テレビや新聞もほとんど読みません。

それで困ったことはありませんし、むしろ本からの学びは日々自分をアップデートしてくれています。


自分の意見はnoteやスタエフで発信しよう!

こうした良質なインプットから情報を集めたら、自分の意見はどこで発信していけばいいでしょうか。

私のおすすめは、Twitterではなく、noteやstand.fm(スタエフ)です。


Twitterは気軽で使いやすいツールですが、短文に意見を詰め込まないといけないため、正確に伝えることが難しいと感じます。

鍵をかけていない限り、誰もが見ることができるので、見知らぬ人から不快なリプライをもらうかもしれません。


その点、noteやスタエフは意見表明に適したプラットフォームだと思います。

noteは、その世界観や運営の努力なのかもしれませんが、見ていて極端に不快になるような記事やコメントはほとんど見かけません。

文字数制限もないため、無理に言葉を詰め込む必要もありません。

もう一つのスタエフとは、誰もが自分の音声を配信できるプラットフォームです。

noteと似たような世界観で、比較的治安はよいと思います。

また、音声の特徴としても、一部を切り出して炎上することも起こりづらく、アンチコメントに怯える必要もほぼありません。

声のトーンからも思いが伝わるため、誤った受け取られ方をされづらいというメリットもあります。

私はnoteだけでなく、スタエフでも読んだ本について発信しています(急な宣伝)。

読書ネタで発信していますので、ご興味のある方はぜひ。


ともわれ、意見を表明するにはnoteやスタエフがいいと思うよ!というのが私の意見です。


「反応」ではなく「意見」を言っていこう

以上、本書の簡単なまとめと、私のインプットとの向き合い方から意見の発信について書いてきました。

誰かの意見に「反応」しているだけなら楽ですが、自分に何の蓄積もなされず、消耗していくだけです。

自らのプラットフォームをもって、自分の意見を積極的に発信していこうと、改めて思いました。


いしかわゆきさんの「ポンコツ同盟」に加入してからnoteの更新も再開しています。

非常に居心地のよいメンバーシップで、ゆぴさんにもメンバーの方々にも感謝しています。

また、今回執筆の機会をくださったnoteの企画や、この本の著者のちきりんさん、紹介してくれた小林さやかさんにも感謝しています。


そして、最後までこの記事をお読みいただいた皆様に、感謝申し上げます。

ありがとうございました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の積読増殖(そして読書)のために、サポートいただけると嬉しいです!